■vol.77 ゾーンかマンツーマンか
「マンツーマンディフェンス」や「ゾーンディフェンス」は
フットサルに限らず、サッカーやバスケットボールなどにも存在するチーム守備戦術で
前者はその名が示すとおり”man to man”つまり一人のOFに一人のDFが常時対応し、
後者は”zone=範囲”の表すように各DFが特に自陣をおいて守備領域を持って
進入したOFに対してその都度必要な守備行動をとるものです。
そもそも守備とはボールを持ち主導権を握るOFの「人」と「ボール」の動きを
監視・抑制・阻止するもので、第一に”失点の回避”、次に”ボール奪取”を目的とします。
フットサルにおいてマンツーマンディフェンス、ゾーンディフェンスどちらの戦術も
この守備目的の中で生まれる”数的不利の発生防止”、”スペースの統制”という
ポイントをカバーした戦術だと理解できれば、
両者の使い分けだけでなく試合の中での切り替えや融合させた使い方も
できるようになるでしょう。
ゾーンディフェンスとは領域守備であり”スペース制御”がポイントとなる守備です。
基本は陣形を”コンパクト”に保ち、要所にスペースを与えず敵に攻撃の起点を作らせないことですが、
逆に守りに有利な場所へはOFやボールの進入を敢えて許し
複数のDFで前後を挟んだり囲んだりして積極的にボールを奪いにもいきます。
このことから単に自陣に縮こまる”カメ作戦”がゾーンディフェンスなのではなく、
チーム全体でボールの動きに合わせて陣形の在り方やプレス量を適切にコントロールし
決して受け身になり過ぎないことがポイントです。
ゾーンディフェンスで難しいのはまさにこの点で
各場所における適切な守備行動を各選手が理解できているだけでなく
常に全体で一つの”意図”を持ち統制された”形”を形成・維持できなければ効果がないことや
比較的「人」を自由にしまうため、動きに惑わされて一瞬でも
DF対象の受け渡しや守備行動が遅れると
即数的不利やシュートの隙を与えてしまいかねないなどがあります。
マンツーマンディフェンスはマーク対象から離れず絶えずプレッシャーをかけ続けるため
”数的不利を防ぐ”のに適し、インターセプトを警戒させてマーク対象へのパスも
牽制することができることから全員が一人一殺の均衡を保てさえすれば
無理にボールを奪うリスクを負わずとも相手のミスからマイボールを狙えます。
この戦術の成功には各選手に”抜かれない”ことを前提とした
ある程度の1対1DF知識が必要ですが、チーム全体で機能するまでに時間(期間)を要する
ゾーンに比べると考え方自体はシンプルで失敗した際の原因も明確なので比較的導入は楽でしょう。
しかし相手が激しくローテーションを仕掛けてくるチームの場合、
それに合わせて受動的に走らされることによる体力的な負荷の大きさや
OFとDFのマッチアップに力量差が大きいと”穴”となって数的不利に繋がりやすいこと、
人とボールの動きの両方を確実に把握しつつ周囲との連係も見失わないことなど
ビギナーが乗り越えなければならない点が多いのも事実です。
それでも上級者とは異なったプレー環境である”面積が狭いコート”においては
必然的にOFに有利な”スペース発生量”、DFの負荷となる”走らされる距離”が
共に少なくなるため、状況的に戦術の有効性を高めてくれるでしょう。
ゾーンディフェンスもマンツーマンデフェンスもその特徴を理解した上で
チームの技量やスタイルに合わせて選べればそれで良いのですが、
”組織的な守備”を初めて考えていこうとしているチームならば
機能させるまでに高度な「戦術理解力」と「判断力」を身に付けなければならないゾーンディフェンスを選んで
誤って単なる「受け身」や「他人任せ」のスタイルを身に付けてしまうよりも
先に理解しやすい”1対1”を基本とするマンツーマンディフェンスによって
守備に対する「責任感」と「助け合い」の基礎を覚えた方がチームとして後に強固な土台を築けます。
また”マッチアップの力量差”をカバーする上でも柔軟性を持たせて
マークの受け渡しを活用していけば、ゾーンディフェンスへの応用・移行もしやすくなるでしょう。
◎詳しくは >> フットサル情報サイト 『 フットサルフリークス 』 [ 過去記事ランキング ]
フットサルに限らず、サッカーやバスケットボールなどにも存在するチーム守備戦術で
前者はその名が示すとおり”man to man”つまり一人のOFに一人のDFが常時対応し、
後者は”zone=範囲”の表すように各DFが特に自陣をおいて守備領域を持って
進入したOFに対してその都度必要な守備行動をとるものです。
そもそも守備とはボールを持ち主導権を握るOFの「人」と「ボール」の動きを
監視・抑制・阻止するもので、第一に”失点の回避”、次に”ボール奪取”を目的とします。
フットサルにおいてマンツーマンディフェンス、ゾーンディフェンスどちらの戦術も
この守備目的の中で生まれる”数的不利の発生防止”、”スペースの統制”という
ポイントをカバーした戦術だと理解できれば、
両者の使い分けだけでなく試合の中での切り替えや融合させた使い方も
できるようになるでしょう。
ゾーンディフェンスとは領域守備であり”スペース制御”がポイントとなる守備です。
基本は陣形を”コンパクト”に保ち、要所にスペースを与えず敵に攻撃の起点を作らせないことですが、
逆に守りに有利な場所へはOFやボールの進入を敢えて許し
複数のDFで前後を挟んだり囲んだりして積極的にボールを奪いにもいきます。
このことから単に自陣に縮こまる”カメ作戦”がゾーンディフェンスなのではなく、
チーム全体でボールの動きに合わせて陣形の在り方やプレス量を適切にコントロールし
決して受け身になり過ぎないことがポイントです。
ゾーンディフェンスで難しいのはまさにこの点で
各場所における適切な守備行動を各選手が理解できているだけでなく
常に全体で一つの”意図”を持ち統制された”形”を形成・維持できなければ効果がないことや
比較的「人」を自由にしまうため、動きに惑わされて一瞬でも
DF対象の受け渡しや守備行動が遅れると
即数的不利やシュートの隙を与えてしまいかねないなどがあります。
マンツーマンディフェンスはマーク対象から離れず絶えずプレッシャーをかけ続けるため
”数的不利を防ぐ”のに適し、インターセプトを警戒させてマーク対象へのパスも
牽制することができることから全員が一人一殺の均衡を保てさえすれば
無理にボールを奪うリスクを負わずとも相手のミスからマイボールを狙えます。
この戦術の成功には各選手に”抜かれない”ことを前提とした
ある程度の1対1DF知識が必要ですが、チーム全体で機能するまでに時間(期間)を要する
ゾーンに比べると考え方自体はシンプルで失敗した際の原因も明確なので比較的導入は楽でしょう。
しかし相手が激しくローテーションを仕掛けてくるチームの場合、
それに合わせて受動的に走らされることによる体力的な負荷の大きさや
OFとDFのマッチアップに力量差が大きいと”穴”となって数的不利に繋がりやすいこと、
人とボールの動きの両方を確実に把握しつつ周囲との連係も見失わないことなど
ビギナーが乗り越えなければならない点が多いのも事実です。
それでも上級者とは異なったプレー環境である”面積が狭いコート”においては
必然的にOFに有利な”スペース発生量”、DFの負荷となる”走らされる距離”が
共に少なくなるため、状況的に戦術の有効性を高めてくれるでしょう。
ゾーンディフェンスもマンツーマンデフェンスもその特徴を理解した上で
チームの技量やスタイルに合わせて選べればそれで良いのですが、
”組織的な守備”を初めて考えていこうとしているチームならば
機能させるまでに高度な「戦術理解力」と「判断力」を身に付けなければならないゾーンディフェンスを選んで
誤って単なる「受け身」や「他人任せ」のスタイルを身に付けてしまうよりも
先に理解しやすい”1対1”を基本とするマンツーマンディフェンスによって
守備に対する「責任感」と「助け合い」の基礎を覚えた方がチームとして後に強固な土台を築けます。
また”マッチアップの力量差”をカバーする上でも柔軟性を持たせて
マークの受け渡しを活用していけば、ゾーンディフェンスへの応用・移行もしやすくなるでしょう。
◎詳しくは >> フットサル情報サイト 『 フットサルフリークス 』 [ 過去記事ランキング ]
■vol.71 OFを陥れるDFテクニック:ワンサイドカット
OFと1対1で向き合うDFにとってボールを奪うことはとても難しいことです。
しかしその事実に反してOFに対するDFの立場は優位だとも言えます。
なぜならDF個人の目的は必ずしも”ボールを奪うこと”ではなく
第一に”攻撃の進展を防ぐこと”だからです。
つまりボールを奪取しなくてもタッチライン外に蹴り出すこと、
単に遅らせるだけでもチームプレーの中での個人の役目は果たせるのです。
もちろんこれはチームで防戦だけをしろということではなく
ボールは組織的に奪うものであって
個人が無理をして抜かれ数的均衡を崩すようなことになれば
それこそ失点に繋がるDFとして最もやってはならないことになるという意味です。
(詳細は別記事で触れているので割愛します)
これらを踏まえ以下では1対1における具体的なDF方法の一つ
「ワンサイドカット」を説明します。
ワンサイドカットはその名が示すとおり、”片方のサイドを「切る=除く」”守備方法で
ボールの進行方法つまりゴールとゴールを結ぶ方向で攻守両プレーヤーが対峙した際、
DFである自分を中心に左右両側にあるOFのドリブル・パス方向を
どちらかに限定するように半身で構えコースを消す行為です。
DFはOFと正面に向き合って左右両方にある行動を制限するのは困難で
自分より多くの選択肢を持つ相手に対してはどうしても受け身になります。
しかしこのワンサイドカットを上手く利用すれば
縦パスしか”あり得ない”状況で出されるパスに対する味方のインターセプトや
ドリブルしか”あり得ない”状況での踏み出しの一歩を狙うことは容易にできます。
またワンサイドカットがもたらす最大の利点はOFの行動を制限することによって
DF全体が得られる「予測」しやすさでもあり
チームでのボールカットに貢献できるものなのです。
実行者としてカット=制限するサイドの選択は
主として両ゴールの中心を結ぶ仮想ラインを想定し
ボールを持ったOFが左右どちらに偏った位置にいるかを見て広い方をカットします。
これは広い方ほど他のOFと共にパスコースが存在し
ドリブルスペースも多くあるためですが、
周囲、特により自陣ゴールに近いエリアの状況次第で例外もあり
敢えて開けた縦方向に他のOFがフリーでいたなら
縦パスによって無意味にボールをゴールに近づけ
敵の攻撃の進行を手助けしてしまうため適用できません。
またワンサイドカット時、DFは対象OFに対して正面よりカットするサイドに
偏るポジショニングになりますが、あっさりドリブル突破を許しては何の意味もないので
縦方向へのコースの開け具合やOFとの間合いは充分に注意が必要です。
このときOFがドリブル突破を選んだなら「完全に抜かれない」「シュートコースを塞ぐ」
の二点を守って徐々にタッチラインへ進路を狭めていくか、
または中へ入れさせずコーナーへ追い詰めれば相手は何もできません。
縦パスは出した先にいるOFをマークするDFが前を向かせない努力をしてくれれば
リターンパスがないことを確認したのち加勢し
サンドしてボールカットを狙う手法にも発展させられます。
ワンサイドカットは”攻撃の進展を防ぐ”というチームの守備戦術の観点からすれば
リスクを払って積極的に相手を追い詰める手法で是非は分かれます。
特に男性と女性または初心者のマッチアップ時には
脚力的にドリブル突破についていけない可能性が高く適用すべきでないのは事実です。
あくまでマッチアップや周囲の状況を考えた上で
ケースバイケースで実行しましょう。
◎詳しくは >> フットサル情報サイト 『 フットサルフリークス 』 [ 過去記事ランキング ]
しかしその事実に反してOFに対するDFの立場は優位だとも言えます。
なぜならDF個人の目的は必ずしも”ボールを奪うこと”ではなく
第一に”攻撃の進展を防ぐこと”だからです。
つまりボールを奪取しなくてもタッチライン外に蹴り出すこと、
単に遅らせるだけでもチームプレーの中での個人の役目は果たせるのです。
もちろんこれはチームで防戦だけをしろということではなく
ボールは組織的に奪うものであって
個人が無理をして抜かれ数的均衡を崩すようなことになれば
それこそ失点に繋がるDFとして最もやってはならないことになるという意味です。
(詳細は別記事で触れているので割愛します)
これらを踏まえ以下では1対1における具体的なDF方法の一つ
「ワンサイドカット」を説明します。
ワンサイドカットはその名が示すとおり、”片方のサイドを「切る=除く」”守備方法で
ボールの進行方法つまりゴールとゴールを結ぶ方向で攻守両プレーヤーが対峙した際、
DFである自分を中心に左右両側にあるOFのドリブル・パス方向を
どちらかに限定するように半身で構えコースを消す行為です。
DFはOFと正面に向き合って左右両方にある行動を制限するのは困難で
自分より多くの選択肢を持つ相手に対してはどうしても受け身になります。
しかしこのワンサイドカットを上手く利用すれば
縦パスしか”あり得ない”状況で出されるパスに対する味方のインターセプトや
ドリブルしか”あり得ない”状況での踏み出しの一歩を狙うことは容易にできます。
またワンサイドカットがもたらす最大の利点はOFの行動を制限することによって
DF全体が得られる「予測」しやすさでもあり
チームでのボールカットに貢献できるものなのです。
実行者としてカット=制限するサイドの選択は
主として両ゴールの中心を結ぶ仮想ラインを想定し
ボールを持ったOFが左右どちらに偏った位置にいるかを見て広い方をカットします。
これは広い方ほど他のOFと共にパスコースが存在し
ドリブルスペースも多くあるためですが、
周囲、特により自陣ゴールに近いエリアの状況次第で例外もあり
敢えて開けた縦方向に他のOFがフリーでいたなら
縦パスによって無意味にボールをゴールに近づけ
敵の攻撃の進行を手助けしてしまうため適用できません。
またワンサイドカット時、DFは対象OFに対して正面よりカットするサイドに
偏るポジショニングになりますが、あっさりドリブル突破を許しては何の意味もないので
縦方向へのコースの開け具合やOFとの間合いは充分に注意が必要です。
このときOFがドリブル突破を選んだなら「完全に抜かれない」「シュートコースを塞ぐ」
の二点を守って徐々にタッチラインへ進路を狭めていくか、
または中へ入れさせずコーナーへ追い詰めれば相手は何もできません。
縦パスは出した先にいるOFをマークするDFが前を向かせない努力をしてくれれば
リターンパスがないことを確認したのち加勢し
サンドしてボールカットを狙う手法にも発展させられます。
ワンサイドカットは”攻撃の進展を防ぐ”というチームの守備戦術の観点からすれば
リスクを払って積極的に相手を追い詰める手法で是非は分かれます。
特に男性と女性または初心者のマッチアップ時には
脚力的にドリブル突破についていけない可能性が高く適用すべきでないのは事実です。
あくまでマッチアップや周囲の状況を考えた上で
ケースバイケースで実行しましょう。
◎詳しくは >> フットサル情報サイト 『 フットサルフリークス 』 [ 過去記事ランキング ]
■vol.37 ゴレイロを利用した危険回避
ビギナーは個々のボールコントロール技術に劣り、
チームとしてフォローし合う術を持たないため、
最後尾の者にボールが渡った際に敵のプレスに怯えて
ボールをキープしながらもズルズルと自陣深くまで下がってしまいがちになります。
言うまでもなくこれは危険な状態です。
それは自陣深くに追い込まれるほど逃げ場を失い、ボールを奪われる確率が高くなるばかりか
もしボールを奪われたなら即失点の危険に晒されることになるためです。
自らの未熟さを理解しているべきビギナーほど
下げられたボールが他のFPへパスできないなら無理なキープなどせず
早い段階でゴレイロ(GK)へボールを渡して危険を回避すべきなのですが、
実際にはビギナーほど無理をしてしまいます。
GKは「5人目のFP」です。
いくら相手にマンツーマンを徹底されFP全員に1対1が成立していたとしても
それでも最後尾にはフリーの5人目がいます。
危険を回避するためにこれを使わない手はありません。
ただし以下の点に注意しましょう。
・バックパスはGKが手で取ることはできない(サッカー同様)
・GKは自陣で4秒以上ボールをコントロールできない
・「フットサル特有のバックパス」のルール上、
GKはパス後、条件を満たすまで再びボールをコントロールすることができない
(※詳細は次回「バックパス」にて説明)
難しく感じるかもしれませんがフットサルをやる以上は
ルールを知らなければ困るのは自分達です。
特に今回の例のように知っていれば楽に回避できる危険を
知らないでいて失点に繋げてしまうのでいいのかどうか、
自分一人に知識がないことで味方全員を巻き添えにして良いのかどうか・・・
考えるまでもないことです。
攻撃の基本は如何にチームとして得たボールを決定機に繋げるまでキープできるかで
逆に攻撃中で最も怖いのは無理をして不意にボールを奪われて起こるカウンターです。
よっていくら攻撃中でボールが敵陣やハーフウェーライン近くにあっても、
一度攻め倦んだ上に味方のフォローが遅れて危険を感じた場合は
前線でのチャンスに固執せず、チームとしてのボールキープを優先して
積極的にGKを使うべきです。
そしてこれをさらなる危険に繋げないためには以下のポイントを
しっかり抑えた上で実行しましょう。
・GKがプレーに困らないだけの「時間」と「スペース」を確保する為、早めに決断してパスする
・ゴレイロはバックパス後、危険を感じたり味方へ安全にパスできないならば
無理なキープをせずボールをクリアする。
・パスを受けたGKのプレーには制約がある為、次にパスをもらう動きを全員が徹底する
・ゴレイロからのパスを受けた後は「フットサル特有のバックパス」によって生じる
制約解除のため早めに敵陣へボールを運ぶ
◎詳しくは >> フットサル情報サイト 『 フットサルフリークス 』 [ 過去記事ランキング ]
チームとしてフォローし合う術を持たないため、
最後尾の者にボールが渡った際に敵のプレスに怯えて
ボールをキープしながらもズルズルと自陣深くまで下がってしまいがちになります。
言うまでもなくこれは危険な状態です。
それは自陣深くに追い込まれるほど逃げ場を失い、ボールを奪われる確率が高くなるばかりか
もしボールを奪われたなら即失点の危険に晒されることになるためです。
自らの未熟さを理解しているべきビギナーほど
下げられたボールが他のFPへパスできないなら無理なキープなどせず
早い段階でゴレイロ(GK)へボールを渡して危険を回避すべきなのですが、
実際にはビギナーほど無理をしてしまいます。
GKは「5人目のFP」です。
いくら相手にマンツーマンを徹底されFP全員に1対1が成立していたとしても
それでも最後尾にはフリーの5人目がいます。
危険を回避するためにこれを使わない手はありません。
ただし以下の点に注意しましょう。
・バックパスはGKが手で取ることはできない(サッカー同様)
・GKは自陣で4秒以上ボールをコントロールできない
・「フットサル特有のバックパス」のルール上、
GKはパス後、条件を満たすまで再びボールをコントロールすることができない
(※詳細は次回「バックパス」にて説明)
難しく感じるかもしれませんがフットサルをやる以上は
ルールを知らなければ困るのは自分達です。
特に今回の例のように知っていれば楽に回避できる危険を
知らないでいて失点に繋げてしまうのでいいのかどうか、
自分一人に知識がないことで味方全員を巻き添えにして良いのかどうか・・・
考えるまでもないことです。
攻撃の基本は如何にチームとして得たボールを決定機に繋げるまでキープできるかで
逆に攻撃中で最も怖いのは無理をして不意にボールを奪われて起こるカウンターです。
よっていくら攻撃中でボールが敵陣やハーフウェーライン近くにあっても、
一度攻め倦んだ上に味方のフォローが遅れて危険を感じた場合は
前線でのチャンスに固執せず、チームとしてのボールキープを優先して
積極的にGKを使うべきです。
そしてこれをさらなる危険に繋げないためには以下のポイントを
しっかり抑えた上で実行しましょう。
・GKがプレーに困らないだけの「時間」と「スペース」を確保する為、早めに決断してパスする
・ゴレイロはバックパス後、危険を感じたり味方へ安全にパスできないならば
無理なキープをせずボールをクリアする。
・パスを受けたGKのプレーには制約がある為、次にパスをもらう動きを全員が徹底する
・ゴレイロからのパスを受けた後は「フットサル特有のバックパス」によって生じる
制約解除のため早めに敵陣へボールを運ぶ
◎詳しくは >> フットサル情報サイト 『 フットサルフリークス 』 [ 過去記事ランキング ]
■vol.36 ゴレイロで養う能力 その2.「シュートへの耐性」「士気の維持」
ゴレイロ(GK)をやり慣れていないと向かってくる敵のシュートは怖いものです。
それは当然です。
しかしフィールドプレーヤー(FP)の立場でもシュートブロックで体を張る場面は
あるのですから、ある程度の「慣れ」は必要になります。
シュートに対して体が逃げてしまうのは、
経験上ボールに当たった際の「痛み」を知っている為です。
しかし人間は不意を突かれて当たるシュートほど痛く、来るとわかっていれば
それなりに対処もできて感じる痛みは少ないので
「逃げる」より「構えた」方が良いことがわかります。
またこれはシュートの際、恐れて相手との「距離」が離れているほど
「痛い」「怖い」と感じる上体に向かってシュートが飛んでくる可能性が高いことを考えれば
怖がることが自分の立場を不利にするのだと理解できるでしょう。
またゲーム中、シュートに臆病だと相手に見抜かれると、
それをフェイントに利用されて簡単にドリブル突破を許すことにも繋がり
相手を調子づかせて被弾するシュート数も増やします。
万が一シュートに当たった場合の痛さを最小限に抑え、失点の危険を減らす為には
シュートに対して毅然とした態度で立ち向かい弱みを見せない努力がFPには必要なのです。
GKは必然的に「シュートと向き合う勇気」と「シュートのタイミング」を学べます。
この経験はDFの立場で有利に働くことでしょう。
またGKを経験する上で避けられないのが「失点」です。
今までFPばかりをやってきた人、つまり自分が「得点」というチームに対する
「プラスの行為」にばかり目を向けてきた人にとって
失点がGKに及ぼす「負のダメージ」を経験することは
チームの大黒柱であるGKの気持ちを理解する上でとても重要です。
フットサルの基礎を理解していれば誰でも理解していなければならない大前提ですが
軽率、緩慢なプレー以外で「失点=GKの責任」であるはずがありません。
失点は「チームのミス」です。
しかしそれに反してこのとき最も責任を感じているのはGKでしょう。
それは経験すればわかります。
そしてこのとき初めてチームメイトの「無言」がGKに対する「非難」であったことに
気づかされるかもしれません。
例えチームメイトにそのつもりはなくともGKにはそう映るのです。
もしこのままチームメイトが何も声をかけられなければ
GKはダメージを負ったまま、チームとしても大きなマイナス面を抱えたまま
ゲームを続けなければなりません。
それを防ぐにはミスをした者、立場上責任を感じる者の気持ちを汲み取って
ケアする能力が全員に必要です。
それができれば「士気」は維持でき以降のプレーに影響を与えることなく
チームは何度でも立て直すことができます。
「失点=負け」ではないのです。
例えばもし「0−1」で負けたなら、失点した理由を考えるよりも
失点後に挽回できなかった理由が「チーム力を落とした」ためでなかったか
チーム力を維持、向上させる努力を個々が怠ったせいではなかったかをまず考えましょう。
もしそうであったならチームが未だ技術を語るレベルにないことを恥じるべきです。
このように経験が浅いビギナーほどGKの立場に学ぶものは多くあります。
チーム活動で機会に恵まれない場合は
必然的にGKを持ち回りとする「個人フットサル」などが良い経験の場となるでしょう。
◎詳しくは >> フットサル情報サイト 『 フットサルフリークス 』 [ 過去記事ランキング ]
それは当然です。
しかしフィールドプレーヤー(FP)の立場でもシュートブロックで体を張る場面は
あるのですから、ある程度の「慣れ」は必要になります。
シュートに対して体が逃げてしまうのは、
経験上ボールに当たった際の「痛み」を知っている為です。
しかし人間は不意を突かれて当たるシュートほど痛く、来るとわかっていれば
それなりに対処もできて感じる痛みは少ないので
「逃げる」より「構えた」方が良いことがわかります。
またこれはシュートの際、恐れて相手との「距離」が離れているほど
「痛い」「怖い」と感じる上体に向かってシュートが飛んでくる可能性が高いことを考えれば
怖がることが自分の立場を不利にするのだと理解できるでしょう。
またゲーム中、シュートに臆病だと相手に見抜かれると、
それをフェイントに利用されて簡単にドリブル突破を許すことにも繋がり
相手を調子づかせて被弾するシュート数も増やします。
万が一シュートに当たった場合の痛さを最小限に抑え、失点の危険を減らす為には
シュートに対して毅然とした態度で立ち向かい弱みを見せない努力がFPには必要なのです。
GKは必然的に「シュートと向き合う勇気」と「シュートのタイミング」を学べます。
この経験はDFの立場で有利に働くことでしょう。
またGKを経験する上で避けられないのが「失点」です。
今までFPばかりをやってきた人、つまり自分が「得点」というチームに対する
「プラスの行為」にばかり目を向けてきた人にとって
失点がGKに及ぼす「負のダメージ」を経験することは
チームの大黒柱であるGKの気持ちを理解する上でとても重要です。
フットサルの基礎を理解していれば誰でも理解していなければならない大前提ですが
軽率、緩慢なプレー以外で「失点=GKの責任」であるはずがありません。
失点は「チームのミス」です。
しかしそれに反してこのとき最も責任を感じているのはGKでしょう。
それは経験すればわかります。
そしてこのとき初めてチームメイトの「無言」がGKに対する「非難」であったことに
気づかされるかもしれません。
例えチームメイトにそのつもりはなくともGKにはそう映るのです。
もしこのままチームメイトが何も声をかけられなければ
GKはダメージを負ったまま、チームとしても大きなマイナス面を抱えたまま
ゲームを続けなければなりません。
それを防ぐにはミスをした者、立場上責任を感じる者の気持ちを汲み取って
ケアする能力が全員に必要です。
それができれば「士気」は維持でき以降のプレーに影響を与えることなく
チームは何度でも立て直すことができます。
「失点=負け」ではないのです。
例えばもし「0−1」で負けたなら、失点した理由を考えるよりも
失点後に挽回できなかった理由が「チーム力を落とした」ためでなかったか
チーム力を維持、向上させる努力を個々が怠ったせいではなかったかをまず考えましょう。
もしそうであったならチームが未だ技術を語るレベルにないことを恥じるべきです。
このように経験が浅いビギナーほどGKの立場に学ぶものは多くあります。
チーム活動で機会に恵まれない場合は
必然的にGKを持ち回りとする「個人フットサル」などが良い経験の場となるでしょう。
◎詳しくは >> フットサル情報サイト 『 フットサルフリークス 』 [ 過去記事ランキング ]
■vol.35 ゴレイロで養う能力 その1.「危険予測」と「指示能力」
ビギナーほど周囲の「状況把握能力」が劣り連携が取れないことは既に説明済みですが、
それは同時に守備時のマークにも影響を与えます。
ビギナーチームが勝てない大きな原因は
守備時に数的不利を簡単に作ってしまう点にありますが、
その根底にはもちろん個々のマークの甘さがあります。
これはボールの動きばかりを見てマークを見失うか
マークの動きに対して適切なDFポジションをとれないことが原因です。
ビギナーほど「いつのまにか見失っていた」として完結し原因を追究しないため
結局同じことを繰り返すのですが、確かに経験の浅いうちはプレーをしながら
あれこれ頭の中を整理し修正するのは難しいと思われます。
その意味でゲームに参加しつつもプレーに絡む時間よりも見て考える時間の多い
GKが役立つわけです。
ビギナーがいつマークを見失ったか、そのタイミングがわからない理由は
他人の局面に首を突っ込んで自分の役割を全うできないためです。
これはチームメイトを心配してのことかもしれませんが、
その「余計な心配」で作られる数的不利が如何にチームにとって不利益を与えるか、
それによって危険な立場に追い込まれるGKの立場を経験すれば最も理解が早いでしょう。
これは例えば普段自分の運転が周囲に与える危険に気づけない者が
他人の同様の行為によって事故に巻き込まれ「被害者」となったとき
初めて自分の行為の危険性に気づけるのと同じで
「危険」を知るには危険を体験するのが一番なのです。
(※中途半端に技術を持った自己中心的なプレーヤーもまた
自分の行為を振り返れない傾向があります)
GK経験は攻守にわたり必要となる「危険予測」という能力を与えてくれます。
そしてさらに続ければ、自分に降りかかる危険を回避するには
それが見えている、また予測できる立場の自分が
”味方に伝える”ことが重要なのだということも理解でき、自然と「指示能力」を高めてもくれます。
普段ピッチで声を出せない人は経験の少なさから
”自分の判断に自信を持てない”のが大きな理由ですが、
そんなビギナーでもすべてが冷静に見渡せて、
立場上「そこに降りかかる危険はチームにとって絶対的に良くないこと」
というGKならば発言に自信も持てるはずなのです。
GKはFPの「欠けた視野」を補う「チームの目」です。
立場を考えれば声を出さないGKほど無意味な存在はありません。
その経験からゲームに役立つ積極的なコミュニケーション能力を身につけましょう。
◎詳しくは >> フットサル情報サイト 『 フットサルフリークス 』 [ 過去記事ランキング ]
それは同時に守備時のマークにも影響を与えます。
ビギナーチームが勝てない大きな原因は
守備時に数的不利を簡単に作ってしまう点にありますが、
その根底にはもちろん個々のマークの甘さがあります。
これはボールの動きばかりを見てマークを見失うか
マークの動きに対して適切なDFポジションをとれないことが原因です。
ビギナーほど「いつのまにか見失っていた」として完結し原因を追究しないため
結局同じことを繰り返すのですが、確かに経験の浅いうちはプレーをしながら
あれこれ頭の中を整理し修正するのは難しいと思われます。
その意味でゲームに参加しつつもプレーに絡む時間よりも見て考える時間の多い
GKが役立つわけです。
ビギナーがいつマークを見失ったか、そのタイミングがわからない理由は
他人の局面に首を突っ込んで自分の役割を全うできないためです。
これはチームメイトを心配してのことかもしれませんが、
その「余計な心配」で作られる数的不利が如何にチームにとって不利益を与えるか、
それによって危険な立場に追い込まれるGKの立場を経験すれば最も理解が早いでしょう。
これは例えば普段自分の運転が周囲に与える危険に気づけない者が
他人の同様の行為によって事故に巻き込まれ「被害者」となったとき
初めて自分の行為の危険性に気づけるのと同じで
「危険」を知るには危険を体験するのが一番なのです。
(※中途半端に技術を持った自己中心的なプレーヤーもまた
自分の行為を振り返れない傾向があります)
GK経験は攻守にわたり必要となる「危険予測」という能力を与えてくれます。
そしてさらに続ければ、自分に降りかかる危険を回避するには
それが見えている、また予測できる立場の自分が
”味方に伝える”ことが重要なのだということも理解でき、自然と「指示能力」を高めてもくれます。
普段ピッチで声を出せない人は経験の少なさから
”自分の判断に自信を持てない”のが大きな理由ですが、
そんなビギナーでもすべてが冷静に見渡せて、
立場上「そこに降りかかる危険はチームにとって絶対的に良くないこと」
というGKならば発言に自信も持てるはずなのです。
GKはFPの「欠けた視野」を補う「チームの目」です。
立場を考えれば声を出さないGKほど無意味な存在はありません。
その経験からゲームに役立つ積極的なコミュニケーション能力を身につけましょう。
◎詳しくは >> フットサル情報サイト 『 フットサルフリークス 』 [ 過去記事ランキング ]
■vol.28 ボールを奪う守備 その2. 攻撃的守備「ハイプレス」
「ハイプレス」はディナイの発展です。
ディナイは「牽制」によって相手の行動選択支を狭めてミスを待ちますが、
ハイプレスは積極的に「圧力=プレス」をかけて無理矢理ミスに導きます。
ハイプレスとは文字通り ”高い位置でのプレッシング” であり
ボールがまだ敵の後衛FP=敵陣地深くにある状態から積極的にプレスをかけます。
この戦術の最大の魅力は「ボール奪取=即得点チャンス」と成り得ることですが、
反面大きなリスクも伴います。
ディナイより積極的なDFは同時にマークとの距離を狭め
自分の背後=”裏”にスペースを作ってしまいます。
これは一歩間違えば「裏を取られる=DFが抜かれる=数的不利になる=失点の危機」
という危険性を示しているのです。
この戦術のポイントは、各々が各場所でやるべきこと、やってはならないことを
きちんと理解した行動が取れるかという個々の「戦術理解度」と
チームでの「意識統一」、そしてボールを奪うまでの「集中力の維持」です。
特に集中力は少しの気の緩みがプレスの緩みとなり
敵のパスを許して突破口を与えてしまいます。
こちらが前掛かりである分、一度突破を許すと自陣に大きく開いたスペースを利用され
攻撃を防ぐ手立てがなくなり失点の確率も高まります。
またこの戦術の理想は ”より早く” ”より困難な” 状況に相手を追い込むことで
体力の消費を最小限に抑えてボールを奪取することですが、
「意識の不統一」による効果的でないプレスやチームで不揃いな行動は
体力の消費や失点の危険を一気に増加させてしまうので注意をしましょう。
そしてチームとして最も賢明な判断を要求されるのは「使いどころ=タイミング」です。
ハイプレスのようにリスクの高い戦術はその効果を ”戦況” に大きく左右されます。
最も効果的な状況は、失点やミスを機に相手が怯んだり、弱気になったときで
それに伴う「畳み掛け」「追い打ち」として使用するときです。
プレーヤーは不安を感じると自らの行動範囲や選択支を狭める傾向があります。
それに乗じて「最小限のリスクと最大限の効果」実現するためにも
まず「きっかけ作り」から始める重要性を理解しましょう。
◎詳しくは >> フットサル情報サイト 『 フットサルフリークス 』 [ 過去記事ランキング ]
ディナイは「牽制」によって相手の行動選択支を狭めてミスを待ちますが、
ハイプレスは積極的に「圧力=プレス」をかけて無理矢理ミスに導きます。
ハイプレスとは文字通り ”高い位置でのプレッシング” であり
ボールがまだ敵の後衛FP=敵陣地深くにある状態から積極的にプレスをかけます。
この戦術の最大の魅力は「ボール奪取=即得点チャンス」と成り得ることですが、
反面大きなリスクも伴います。
ディナイより積極的なDFは同時にマークとの距離を狭め
自分の背後=”裏”にスペースを作ってしまいます。
これは一歩間違えば「裏を取られる=DFが抜かれる=数的不利になる=失点の危機」
という危険性を示しているのです。
この戦術のポイントは、各々が各場所でやるべきこと、やってはならないことを
きちんと理解した行動が取れるかという個々の「戦術理解度」と
チームでの「意識統一」、そしてボールを奪うまでの「集中力の維持」です。
特に集中力は少しの気の緩みがプレスの緩みとなり
敵のパスを許して突破口を与えてしまいます。
こちらが前掛かりである分、一度突破を許すと自陣に大きく開いたスペースを利用され
攻撃を防ぐ手立てがなくなり失点の確率も高まります。
またこの戦術の理想は ”より早く” ”より困難な” 状況に相手を追い込むことで
体力の消費を最小限に抑えてボールを奪取することですが、
「意識の不統一」による効果的でないプレスやチームで不揃いな行動は
体力の消費や失点の危険を一気に増加させてしまうので注意をしましょう。
そしてチームとして最も賢明な判断を要求されるのは「使いどころ=タイミング」です。
ハイプレスのようにリスクの高い戦術はその効果を ”戦況” に大きく左右されます。
最も効果的な状況は、失点やミスを機に相手が怯んだり、弱気になったときで
それに伴う「畳み掛け」「追い打ち」として使用するときです。
プレーヤーは不安を感じると自らの行動範囲や選択支を狭める傾向があります。
それに乗じて「最小限のリスクと最大限の効果」実現するためにも
まず「きっかけ作り」から始める重要性を理解しましょう。
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■vol.27 ボールを奪う守備 その1. 自由を奪う「ディナイ」
フットサルのDFの基本はマンツーマンです。
これはピッチ上で一瞬でも数的不利が発生した場合、
即失点の危機にさらされるためです。
よって個々のDFの大前提は ”抜かれないこと” となり
安易にボールを奪おうとする行動でリスクを負うことは
チームDFの崩壊に繋がるので注意が必要です。
ではどのようにして相手のボールを奪い攻撃に転じればよいのでしょうか?
基本的にフットサルではボールをチームで奪います。
そのため個々はマークにボールが渡った際、無謀な行動を避け
プレスによって相手のミスを誘うのですが、それだけでは延々とボールを支配され、
相手のリズムで自由にパスを回されてしまいます。
この状況はこちらが得点で勝っているときならば
得点を焦る相手に決定機を与えずミスを誘えるので有効ですが、
相手に焦る理由がない場合はパスに対して後手に行動することで
体力を早く消耗し、それに伴うミス狙われて逆に決定機を与えてしまいかねません。
よって理想は「リスクを極力負わず」「後手にも回らない」
”安全かつ積極的にミスを誘発するDF” となります。
その手法の一つがこれから紹介する「ディナイ」です。
「ディナイ」とは ”否定する”、”打ち消す”など ”〜させない”という意味を持ち、
ここではパスをさせないDF方法を指します。
パスを出されてから行動するのではなく”出させない”
常に1対1が成立しているマンツーマンにおいて
個々が自分のマークに対して容易にパスを出させないだけの牽制、
つまり ”インターセプトの危機感” を相手に感じさせれば
ボールのある局面で「逃げ場=パスコース」を失った敵は必ず焦ってミスをします。
そこをマイボールとするのです。
これは仮に苦し紛れのパスを出されてもそれが不正確なパスやルーズボールになったなら
それを近いDFが拾えばよし、例え相手にボールを拾われても
局面が変わるだけでもう一度同様のDFをチームとして繰り返しミスを待ちます。
出来るだけ早くミスを誘うポイントはパスの抜け穴を作らないこと、
つまり全員の「結束」と「集中力」になります。
逆に注意しなければならないのは前掛かりになりすぎて
自分の背後=裏にパスを出されないことです。
ディナイはもともとバスケットボールのディフェンステクニックです。
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これはピッチ上で一瞬でも数的不利が発生した場合、
即失点の危機にさらされるためです。
よって個々のDFの大前提は ”抜かれないこと” となり
安易にボールを奪おうとする行動でリスクを負うことは
チームDFの崩壊に繋がるので注意が必要です。
ではどのようにして相手のボールを奪い攻撃に転じればよいのでしょうか?
基本的にフットサルではボールをチームで奪います。
そのため個々はマークにボールが渡った際、無謀な行動を避け
プレスによって相手のミスを誘うのですが、それだけでは延々とボールを支配され、
相手のリズムで自由にパスを回されてしまいます。
この状況はこちらが得点で勝っているときならば
得点を焦る相手に決定機を与えずミスを誘えるので有効ですが、
相手に焦る理由がない場合はパスに対して後手に行動することで
体力を早く消耗し、それに伴うミス狙われて逆に決定機を与えてしまいかねません。
よって理想は「リスクを極力負わず」「後手にも回らない」
”安全かつ積極的にミスを誘発するDF” となります。
その手法の一つがこれから紹介する「ディナイ」です。
「ディナイ」とは ”否定する”、”打ち消す”など ”〜させない”という意味を持ち、
ここではパスをさせないDF方法を指します。
パスを出されてから行動するのではなく”出させない”
常に1対1が成立しているマンツーマンにおいて
個々が自分のマークに対して容易にパスを出させないだけの牽制、
つまり ”インターセプトの危機感” を相手に感じさせれば
ボールのある局面で「逃げ場=パスコース」を失った敵は必ず焦ってミスをします。
そこをマイボールとするのです。
これは仮に苦し紛れのパスを出されてもそれが不正確なパスやルーズボールになったなら
それを近いDFが拾えばよし、例え相手にボールを拾われても
局面が変わるだけでもう一度同様のDFをチームとして繰り返しミスを待ちます。
出来るだけ早くミスを誘うポイントはパスの抜け穴を作らないこと、
つまり全員の「結束」と「集中力」になります。
逆に注意しなければならないのは前掛かりになりすぎて
自分の背後=裏にパスを出されないことです。
ディナイはもともとバスケットボールのディフェンステクニックです。
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■vol.26 数的不利を凌ぐ!「ディレイ」
フットサルにおいて得点が動くのは主に数的均衡が崩れたときです。
よってDFの立場で失点を防ぐには数的不利を作らないことが基本となります。
しかし往々にしてミスは起こりピンチは発生するものです。
ではこの起きてしまった数的不利はどのように防ぐのでしょうか?
数的不利はDFにとって処理しきれない数の選択支を背負わされます。
今2対1の数的不利の状況下でボール保持者と対峙している最終DFがいたとします。
相手には「シュート」「パス」「ドリブル突破」の選択支がありますが、
DF側にそのすべてを完璧に防ぐ方法はありません。
これを無謀にも”ボールを奪おう”としたなら簡単なフェイントにも体勢を崩され
抜き去られてしまうでしょう。
言うまでもなく最終DFが抜かれたなら、ゴレイロは敵二人を相手することになり
敵側のミスがなければまず失点を防ぐことができない状況に追い込まれてしまうので
この場面で無謀にリスクを負う行動がDFとして絶対にやってはならないことだとわかります。
結論として数的不利な状況からはビギナーが単独でボールを奪うことは出来ません。
(※「ゴレイロとの連携」や「1人でボールを奪う」手法はここでは割愛します)
よってこの状況でとり得る最善の策は、
”攻撃を遅らせて味方の戻りを待ち数的均衡に持ち込むこと” です。
この ”敵の攻撃を遅らせるDF方法” を 「ディレイ」 と言います。
ディレイを成功させる最大のポイントは
ボール保持者との絶妙な「間合い」と「ポジショニング」で
相手の行動に自信を持たせない ”ジレンマ” に陥れられるかどうかです。
「シュート」はさせてはならないのでコースをあけないことが前提となりますが、
「ドリブル突破」と「パス」をどちらも牽制する行動、つまり
”相手に次の行動を簡単に決断させない” ことで
味方の戻る時間を稼ぎ、迷いと不安から動揺させてミスを誘います。
◎詳しくは >> フットサル情報サイト 『 フットサルフリークス 』 [ 過去記事ランキング ]
よってDFの立場で失点を防ぐには数的不利を作らないことが基本となります。
しかし往々にしてミスは起こりピンチは発生するものです。
ではこの起きてしまった数的不利はどのように防ぐのでしょうか?
数的不利はDFにとって処理しきれない数の選択支を背負わされます。
今2対1の数的不利の状況下でボール保持者と対峙している最終DFがいたとします。
相手には「シュート」「パス」「ドリブル突破」の選択支がありますが、
DF側にそのすべてを完璧に防ぐ方法はありません。
これを無謀にも”ボールを奪おう”としたなら簡単なフェイントにも体勢を崩され
抜き去られてしまうでしょう。
言うまでもなく最終DFが抜かれたなら、ゴレイロは敵二人を相手することになり
敵側のミスがなければまず失点を防ぐことができない状況に追い込まれてしまうので
この場面で無謀にリスクを負う行動がDFとして絶対にやってはならないことだとわかります。
結論として数的不利な状況からはビギナーが単独でボールを奪うことは出来ません。
(※「ゴレイロとの連携」や「1人でボールを奪う」手法はここでは割愛します)
よってこの状況でとり得る最善の策は、
”攻撃を遅らせて味方の戻りを待ち数的均衡に持ち込むこと” です。
この ”敵の攻撃を遅らせるDF方法” を 「ディレイ」 と言います。
ディレイを成功させる最大のポイントは
ボール保持者との絶妙な「間合い」と「ポジショニング」で
相手の行動に自信を持たせない ”ジレンマ” に陥れられるかどうかです。
「シュート」はさせてはならないのでコースをあけないことが前提となりますが、
「ドリブル突破」と「パス」をどちらも牽制する行動、つまり
”相手に次の行動を簡単に決断させない” ことで
味方の戻る時間を稼ぎ、迷いと不安から動揺させてミスを誘います。
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■vol.1 守備意識
「DFとはボールを奪うことではなく相手のやりたいことをやらせないこと」
これはボールをコントロールする敵選手と対面した場合、
つまり1対1での最も基本的なDFの心構えと言えます。
まず個人的に”ボールを活かしたまま奪う”という行為は
『結果』でそうなったのはよいとしても、
始めから『目的』とするべきではありません。
ボールを個人で奪うことを目的とするDFが招く結果は
?ボールを奪う ?突破を許す という極端な結果しか伴わないハイリスクな選択支となり
技術が伴わず”自ら仕掛ける”行為は必然的に?の確率を高めてしまうでしょう。
厳密には勝負事にリスクがつきものであることには違いありません。
行うそれが「点を奪い合う」競技にしろ、演技によって「評価で得点を得る」競技にしろ、
リスクのないものをスポーツとは言いません。
しかし「点を奪い合う競技」、つまり「失点を伴う競技」には負わなくてもよいリスクがあります。
これはサッカーでも同じですが特にフットサルのDFにはそれがあるのです。
先の例をもとにここで考えたいのは「成功」と「失敗」という両極端な結果が
必ずしもその局面で必要なのかということです。
”抜かれる”という結果に結び付くリスクを無謀に負わないこと、
これはマンツーマンDFの基本である「数的均衡」で最も重要なポイントです。
フットサルは「数的不利」というきっかけであっという間に失点します。
何も知らず何も意識できないDFのチームでは得点で補うよりも
遥かに多くの失点をすることになります。つまりは勝てないということです。
個人として心掛けなければならないのは無知、無謀な行動で「数的不利」を作ることなく
「向き合う相手との勝負に ”負けない努力” 」をすること。
そしてそれによっていつか生じる「相手のミス」を
目の前で起きたなら自分が、不正確なパスとして起きたなら味方の助けによって
マイボールにすればいいという ”チームでボールを奪う” 守備意識です。
◎詳しくは >> フットサル情報サイト 『 フットサルフリークス 』 [ 過去記事ランキング ]
これはボールをコントロールする敵選手と対面した場合、
つまり1対1での最も基本的なDFの心構えと言えます。
まず個人的に”ボールを活かしたまま奪う”という行為は
『結果』でそうなったのはよいとしても、
始めから『目的』とするべきではありません。
ボールを個人で奪うことを目的とするDFが招く結果は
?ボールを奪う ?突破を許す という極端な結果しか伴わないハイリスクな選択支となり
技術が伴わず”自ら仕掛ける”行為は必然的に?の確率を高めてしまうでしょう。
厳密には勝負事にリスクがつきものであることには違いありません。
行うそれが「点を奪い合う」競技にしろ、演技によって「評価で得点を得る」競技にしろ、
リスクのないものをスポーツとは言いません。
しかし「点を奪い合う競技」、つまり「失点を伴う競技」には負わなくてもよいリスクがあります。
これはサッカーでも同じですが特にフットサルのDFにはそれがあるのです。
先の例をもとにここで考えたいのは「成功」と「失敗」という両極端な結果が
必ずしもその局面で必要なのかということです。
”抜かれる”という結果に結び付くリスクを無謀に負わないこと、
これはマンツーマンDFの基本である「数的均衡」で最も重要なポイントです。
フットサルは「数的不利」というきっかけであっという間に失点します。
何も知らず何も意識できないDFのチームでは得点で補うよりも
遥かに多くの失点をすることになります。つまりは勝てないということです。
個人として心掛けなければならないのは無知、無謀な行動で「数的不利」を作ることなく
「向き合う相手との勝負に ”負けない努力” 」をすること。
そしてそれによっていつか生じる「相手のミス」を
目の前で起きたなら自分が、不正確なパスとして起きたなら味方の助けによって
マイボールにすればいいという ”チームでボールを奪う” 守備意識です。
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