■vol.80 連動性(オートマチズム)に通じる親和性
サッカー日本代表監督だったトルシエやオシムの口にした言葉の中に
「オートマチズム(連動性)」というものがあります。
連動性とは、”味方の動きに合わせて無意識に体が動いて起こる連続的な連係”のことですが、
これはサッカー以上にフットサルで重要な意味を持ちます。
フットサルはそのプレー環境が持つ特性から
ボールを受ける立場のプレーヤーが動きを止めるとマークされやすくパスコースはなくなります。
よって攻撃する立場でパスを繋ぐためには、ボールを持たないプレーヤーが
如何にスペースやパスコースを作るために動けるかが問われることになりますが、
もちろん個々が我武者羅に動いてよいわけではありません。
「連動性」という言葉が示す基本は連係であり”パスが繋がる”状態です。
意識的に作らなければスペースの発生しないフットサルでパスを繋げるには
常に変化する状況に合わせ、プレーヤー自身が「自分の役割」を見いだせなければなりません。
そしてそれはボール位置、敵の動き以前に”味方の行動”との兼ね合いがとても重要です。
なぜなら如何に個としての身体能力や技術に優れ”やれること”の多いプレーヤーであっても
自分本位に行動を決めてはチームとしての守備や攻撃において
他の味方と位置・動き・役割が重なってしまったり、
自分が望む形でボールを受けたいあまり一定のポジションを占有し
味方の移動やスペースの発生を妨げるなどして
直接的な被害を受ける味方に留まらず”チーム”としてのプレーを殺してしまうためです。
A:「CがDへのパスを通すにはDFをひきつける囮が必要だ。オレがサイドへ開こう」
B:「これ以上CがキープすればDFが前に出てプレスを受ける。
オレが下がってパスコースを確保しよう」
C:「Bがフォローしようとしている。
前方へのパスの機会を窺いつつ逆へ移動しBが動けるスペースを作ろう」
D:「パスコースが開いた。
DFを背負っているがBが退いた後のスペースへ移動しながらパスがもらえる」
A:「Dにパスが通った。シュートパスに備えて逆サイドのオレはファーポストへ詰めよう」
B:「Dはコーナーへ追い詰められる可能性がある。近いオレが後方へフォローに入ろう」
C:「Dはコーナーへ流れていくがヒールで中央に落とすかもしれない。
Bがフォロー役で最後尾にいるならオレが中央へ駆け上がろう」
このようにプレーにおける連動性とは、すなわち「意思疎通の連鎖」です。
顔を上げ、味方の”今”に向き合い、
味方の”意思”を読み取って”自分にできること”を探し行動する、
この姿勢は普段のチーム活動に通じるものがあります。
自分からこの意義を理解し、普段からチームの歯車としての役割を探せない者、
仲間の声に耳を傾けられない者にピッチで仲間が発する「心の声」が
聞こえるはずもないのです。
意志の疎通=目には見えない絆は日々仲間との接点を絶やさぬ努力の上に成り立ち、
その間で育む”信頼”の大きさに比例します。
フットサルのプレーにおける「連動性」はチームの「親和性」に相関すると言ってよいでしょう。
◎詳しくは >> フットサル情報サイト 『 フットサルフリークス 』 [ 過去記事ランキング ]
「オートマチズム(連動性)」というものがあります。
連動性とは、”味方の動きに合わせて無意識に体が動いて起こる連続的な連係”のことですが、
これはサッカー以上にフットサルで重要な意味を持ちます。
フットサルはそのプレー環境が持つ特性から
ボールを受ける立場のプレーヤーが動きを止めるとマークされやすくパスコースはなくなります。
よって攻撃する立場でパスを繋ぐためには、ボールを持たないプレーヤーが
如何にスペースやパスコースを作るために動けるかが問われることになりますが、
もちろん個々が我武者羅に動いてよいわけではありません。
「連動性」という言葉が示す基本は連係であり”パスが繋がる”状態です。
意識的に作らなければスペースの発生しないフットサルでパスを繋げるには
常に変化する状況に合わせ、プレーヤー自身が「自分の役割」を見いだせなければなりません。
そしてそれはボール位置、敵の動き以前に”味方の行動”との兼ね合いがとても重要です。
なぜなら如何に個としての身体能力や技術に優れ”やれること”の多いプレーヤーであっても
自分本位に行動を決めてはチームとしての守備や攻撃において
他の味方と位置・動き・役割が重なってしまったり、
自分が望む形でボールを受けたいあまり一定のポジションを占有し
味方の移動やスペースの発生を妨げるなどして
直接的な被害を受ける味方に留まらず”チーム”としてのプレーを殺してしまうためです。
A:「CがDへのパスを通すにはDFをひきつける囮が必要だ。オレがサイドへ開こう」
B:「これ以上CがキープすればDFが前に出てプレスを受ける。
オレが下がってパスコースを確保しよう」
C:「Bがフォローしようとしている。
前方へのパスの機会を窺いつつ逆へ移動しBが動けるスペースを作ろう」
D:「パスコースが開いた。
DFを背負っているがBが退いた後のスペースへ移動しながらパスがもらえる」
A:「Dにパスが通った。シュートパスに備えて逆サイドのオレはファーポストへ詰めよう」
B:「Dはコーナーへ追い詰められる可能性がある。近いオレが後方へフォローに入ろう」
C:「Dはコーナーへ流れていくがヒールで中央に落とすかもしれない。
Bがフォロー役で最後尾にいるならオレが中央へ駆け上がろう」
このようにプレーにおける連動性とは、すなわち「意思疎通の連鎖」です。
顔を上げ、味方の”今”に向き合い、
味方の”意思”を読み取って”自分にできること”を探し行動する、
この姿勢は普段のチーム活動に通じるものがあります。
自分からこの意義を理解し、普段からチームの歯車としての役割を探せない者、
仲間の声に耳を傾けられない者にピッチで仲間が発する「心の声」が
聞こえるはずもないのです。
意志の疎通=目には見えない絆は日々仲間との接点を絶やさぬ努力の上に成り立ち、
その間で育む”信頼”の大きさに比例します。
フットサルのプレーにおける「連動性」はチームの「親和性」に相関すると言ってよいでしょう。
◎詳しくは >> フットサル情報サイト 『 フットサルフリークス 』 [ 過去記事ランキング ]
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