■vol.67 ピンチからの打開:サポートの位置
フットサルはボールを保持して前進することが非常に困難なスポーツです。
それは特にスペースコントロールされた組織DFの下に顕著で
ボールをコントロールする本人は主導的に行動しているつもりでも
実際にはDFの有利な場所、状況へと誘導され
気づけばコーナーに追い詰められているということは少なくないはずです。
ただでさえ移動スペースの少ないフットサルコートにおいて
ラインを背負うこと、さらに角に追い詰められることは
二方向をラインに、一方向をDFに封じらているどう捉えても不利な状況です。
ただしそれは得点に向けてのボールの移動(シュート、パス、ドリブル)を封じられただけで
実際には後方へのパスコースは空けられているはずです。
なぜなら状況が1対1である限り、DFが後方へのパスまでもボールカットしようとすると
逆に最もやらせてはならない前またはゴール方向への突破を許す可能性があるからです。
(※後方へのパスカットを狙われる人はボールコントロールが未熟なことを気取られている為。
通常DFはフェイントで逆方向に抜かれるリスクを感じてボールカットにはいけない)
もちろんこのような退路によってボールを繋げられるかどうか、攻撃を継続できるかどうかは
パスを受ける味方の存在が前提です。
多くのチームはこのような味方のピンチに対し”後方でサポートする意識”は持っています。
しかしそれが”サポートに適した位置”でないことに気づかないまま
結果的に充分なサポート役を果たせずボールが繋がらないこともまた多いようです。
フットサルは「攻め倦む」ことが頻繁であるがゆえ、
それを打開する”意識”だけでなく、相手の立場を考えた適切な”方法”が求められます。
よくフットサルのフォーメーションは「ダイヤ」という固定観念から
タッチライン際またはコーナーに近いエリアでピンチに陥っている味方に対し
サポートに入った最後尾ベッキ(=フィクソ)役のプレーヤーが
コート中央で「ボールを戻せ」と叫んでいる場面を目にします。
ゲームの中でOFは「ボールを下げる=DFは深追いしない=パスは繋がるもの」
という先入観を持つこと多いですが、タッチライン際からコート中央へのパスは
DFの目の前をボールが横切る場面も少なくはなく、これに対し
DFの予測の方が少しでも早ければコースに割って入られボールを奪われる危険は充分あります。
これは何よりも実際にパスが通るか否かを判断するボール保持者に不安を与える状況で
それが理由でパスが出せないボール保持者を責めることはできません。
またそもそもボール保持者の立場において”斜め後方”は
自分をライン際へと追い詰めるDFが邪魔で充分なコースを確保しにくいのものです。
これらのことからサポートは「ボール保持者の真後ろ(タッチライン際の後方)」とすべきで
これならばビギナー特有の”窮地に陥るほどルックアップできずにパスコースを探せない”状況
でもサポートに入った合図の声と同時にタッチラインに沿ってパスを出せばよいので
パニックに陥って自滅する前にボールを味方に繋げられる=攻撃を継続できる可能性は高まります。
とは言えもちろんパスはコート中央で受けた方が次に取り得る行動選択肢が多いのは事実です。
しかし「今」起こっている状況を確実に捉え、その状況にあった形で最善を尽くせなければ
「次」を考えるのは無意味です。(「vol.58 優先順位」参照)
「vol.41 ダウン」でも触れているように
ボール保持者にとってピンチと言えるこのラインを背負った状況も
ボールさえ確実に繋げられる手段があればそれは一転してチャンスにもなりえます。
DFにとってボールとマーク対象は視野に入れておかなければなりませんが
ボールを持ったOFが敵陣深くまで切り込み、
DFの注意を片方のサイドに向けているこの状況は多くが逆サイドにDFの死角を作り
マークを見失うような隙が生じやすいためです。
攻撃におけるピンチすべてを攻守交替のきっかけとするのも
チャンスに変えるのも、すべてはサポートの在り方、
味方の立場に立った考え方ができるかどうか次第だと言えます。
◎詳しくは >> フットサル情報サイト 『 フットサルフリークス 』 [ 過去記事ランキング ]
それは特にスペースコントロールされた組織DFの下に顕著で
ボールをコントロールする本人は主導的に行動しているつもりでも
実際にはDFの有利な場所、状況へと誘導され
気づけばコーナーに追い詰められているということは少なくないはずです。
ただでさえ移動スペースの少ないフットサルコートにおいて
ラインを背負うこと、さらに角に追い詰められることは
二方向をラインに、一方向をDFに封じらているどう捉えても不利な状況です。
ただしそれは得点に向けてのボールの移動(シュート、パス、ドリブル)を封じられただけで
実際には後方へのパスコースは空けられているはずです。
なぜなら状況が1対1である限り、DFが後方へのパスまでもボールカットしようとすると
逆に最もやらせてはならない前またはゴール方向への突破を許す可能性があるからです。
(※後方へのパスカットを狙われる人はボールコントロールが未熟なことを気取られている為。
通常DFはフェイントで逆方向に抜かれるリスクを感じてボールカットにはいけない)
もちろんこのような退路によってボールを繋げられるかどうか、攻撃を継続できるかどうかは
パスを受ける味方の存在が前提です。
多くのチームはこのような味方のピンチに対し”後方でサポートする意識”は持っています。
しかしそれが”サポートに適した位置”でないことに気づかないまま
結果的に充分なサポート役を果たせずボールが繋がらないこともまた多いようです。
フットサルは「攻め倦む」ことが頻繁であるがゆえ、
それを打開する”意識”だけでなく、相手の立場を考えた適切な”方法”が求められます。
よくフットサルのフォーメーションは「ダイヤ」という固定観念から
タッチライン際またはコーナーに近いエリアでピンチに陥っている味方に対し
サポートに入った最後尾ベッキ(=フィクソ)役のプレーヤーが
コート中央で「ボールを戻せ」と叫んでいる場面を目にします。
ゲームの中でOFは「ボールを下げる=DFは深追いしない=パスは繋がるもの」
という先入観を持つこと多いですが、タッチライン際からコート中央へのパスは
DFの目の前をボールが横切る場面も少なくはなく、これに対し
DFの予測の方が少しでも早ければコースに割って入られボールを奪われる危険は充分あります。
これは何よりも実際にパスが通るか否かを判断するボール保持者に不安を与える状況で
それが理由でパスが出せないボール保持者を責めることはできません。
またそもそもボール保持者の立場において”斜め後方”は
自分をライン際へと追い詰めるDFが邪魔で充分なコースを確保しにくいのものです。
これらのことからサポートは「ボール保持者の真後ろ(タッチライン際の後方)」とすべきで
これならばビギナー特有の”窮地に陥るほどルックアップできずにパスコースを探せない”状況
でもサポートに入った合図の声と同時にタッチラインに沿ってパスを出せばよいので
パニックに陥って自滅する前にボールを味方に繋げられる=攻撃を継続できる可能性は高まります。
とは言えもちろんパスはコート中央で受けた方が次に取り得る行動選択肢が多いのは事実です。
しかし「今」起こっている状況を確実に捉え、その状況にあった形で最善を尽くせなければ
「次」を考えるのは無意味です。(「vol.58 優先順位」参照)
「vol.41 ダウン」でも触れているように
ボール保持者にとってピンチと言えるこのラインを背負った状況も
ボールさえ確実に繋げられる手段があればそれは一転してチャンスにもなりえます。
DFにとってボールとマーク対象は視野に入れておかなければなりませんが
ボールを持ったOFが敵陣深くまで切り込み、
DFの注意を片方のサイドに向けているこの状況は多くが逆サイドにDFの死角を作り
マークを見失うような隙が生じやすいためです。
攻撃におけるピンチすべてを攻守交替のきっかけとするのも
チャンスに変えるのも、すべてはサポートの在り方、
味方の立場に立った考え方ができるかどうか次第だと言えます。
◎詳しくは >> フットサル情報サイト 『 フットサルフリークス 』 [ 過去記事ランキング ]
コメント
コメントの投稿
« ■vol.68 選択肢を広げるフェイントの知識 l Home l ■vol.66 「速攻」と「遅攻」:チャンスに潜むリスクの見極めと切り替え »

