■vol.66 「速攻」と「遅攻」:チャンスに潜むリスクの見極めと切り替え
フットサルはそのコートの狭さゆえ、攻撃側に明確なミスがなくても
ちょっとした精度の甘さやタイミングのズレに伴うターンオーバーの頻度は高く
カウンターもまた多くなります。
(※ここでの「ターンオーバー」とはサッカーの”ターンオーバー制”とは異なり
バスケやアメフトでのボールカットに伴う攻撃権の移動を指しています)
敵陣への展開スピードによって攻撃は「速攻」と「遅攻」に分かれ、
カウンターは言わずと知れた速攻です。
多くの人がこのカウンターを無条件に”チャンス”と位置付けますが、
その”思い込み”に伴う行動が全く逆の結果を引き寄せるフットサルならではの怖さを
理解できなければ勝利に繋がるゲーム展開は望めません。
ビギナー同士のゲームではよく両チーム”カウンターの応酬”となる展開を目にします。
これはボールカットからのカウンター中にボールカットを受け、
逆にカウンターとなるケースが連続して発生する展開のことですが、
そもそも両チームの危機意識の低さから招く展開に「備え」が充分であるはずもなく
多くは失点によってその流れにピリオドを打つことしかできなくなります。
これでは勝敗を決するのは「技術」ではなく「体力」で
このような中身のないゲームをいくら積み重ねても成長に必要な経験とはなりません。
ビギナーならではのこの展開から脱却するためには「速攻」と「遅攻」の使い分けを
チームとして習得する必要があります。
そこでまず理解しなければならないのは「速攻は有限のもの」という認識です。
そもそも速攻がなぜチャンスとして成り立つのかを考えましょう。
その理由は不意のボールカットによって起こる瞬間的な攻守交替での
守備側「数的不利」の発生です。
これにより攻撃側はボールを持ってドリブルで駆け上がるスペース、
プレッシャーを受けずにパスを繋げるコースが生まれて”速い攻め”が可能になるのです。
そしてこれは裏を返せばDFが自陣に戻って「数的有利」でなくなれば
速攻はその時点で”終わっている”ということも示しています。
言葉にすると当たり前のことになりますが”速攻はいつまでもチャンスではない”のです。
これを理解していないビギナーは数的均衡に戻ったにも関わらず無理をしてボールを前に進め、
ボールと同時にせっかく手にした攻撃権を見す見す相手に渡してしまうことになります。
このようなミスを防ぐ方法の一つは、確実に攻め切ってシュート等でアウトオブプレーとするか
逆に状況の悪化に合わせて「攻撃権を失わない努力=チームとしてのボールを保持」のために
無理せずボールを一旦下げるなどで「遅攻」に切り替え、
ボール回しから守備を崩しチャンスを窺うかのどちらかです。
数的有利であるならチャンスですので前者は推奨されます。
しかしビギナーの成長を考えれば後者は強く意識して無理せず早めに判断する習慣を
まずは身に付けるべきでしょう。
いずれにしても大切なのは攻撃を一発勝負の博打的に捉えないことと
状況の変化を見極めるボール保持者の”判断力”、
チームとしてこの状況を共有し対応しようとする”コミュニケーション能力”になります。
特に速攻となったらその状況が最もよく見える位置にいる最後尾のFPやゴレイロが
「2対1!」「3対2!」「左から一人オーバーラップするよ!」
「DF戻った!(数的均衡になった)」
と逐一変化する状況を伝えることは攻撃全体の結果を左右するとても重要な行動だと言えます。
◎詳しくは >> フットサル情報サイト 『 フットサルフリークス 』 [ 過去記事ランキング ]
ちょっとした精度の甘さやタイミングのズレに伴うターンオーバーの頻度は高く
カウンターもまた多くなります。
(※ここでの「ターンオーバー」とはサッカーの”ターンオーバー制”とは異なり
バスケやアメフトでのボールカットに伴う攻撃権の移動を指しています)
敵陣への展開スピードによって攻撃は「速攻」と「遅攻」に分かれ、
カウンターは言わずと知れた速攻です。
多くの人がこのカウンターを無条件に”チャンス”と位置付けますが、
その”思い込み”に伴う行動が全く逆の結果を引き寄せるフットサルならではの怖さを
理解できなければ勝利に繋がるゲーム展開は望めません。
ビギナー同士のゲームではよく両チーム”カウンターの応酬”となる展開を目にします。
これはボールカットからのカウンター中にボールカットを受け、
逆にカウンターとなるケースが連続して発生する展開のことですが、
そもそも両チームの危機意識の低さから招く展開に「備え」が充分であるはずもなく
多くは失点によってその流れにピリオドを打つことしかできなくなります。
これでは勝敗を決するのは「技術」ではなく「体力」で
このような中身のないゲームをいくら積み重ねても成長に必要な経験とはなりません。
ビギナーならではのこの展開から脱却するためには「速攻」と「遅攻」の使い分けを
チームとして習得する必要があります。
そこでまず理解しなければならないのは「速攻は有限のもの」という認識です。
そもそも速攻がなぜチャンスとして成り立つのかを考えましょう。
その理由は不意のボールカットによって起こる瞬間的な攻守交替での
守備側「数的不利」の発生です。
これにより攻撃側はボールを持ってドリブルで駆け上がるスペース、
プレッシャーを受けずにパスを繋げるコースが生まれて”速い攻め”が可能になるのです。
そしてこれは裏を返せばDFが自陣に戻って「数的有利」でなくなれば
速攻はその時点で”終わっている”ということも示しています。
言葉にすると当たり前のことになりますが”速攻はいつまでもチャンスではない”のです。
これを理解していないビギナーは数的均衡に戻ったにも関わらず無理をしてボールを前に進め、
ボールと同時にせっかく手にした攻撃権を見す見す相手に渡してしまうことになります。
このようなミスを防ぐ方法の一つは、確実に攻め切ってシュート等でアウトオブプレーとするか
逆に状況の悪化に合わせて「攻撃権を失わない努力=チームとしてのボールを保持」のために
無理せずボールを一旦下げるなどで「遅攻」に切り替え、
ボール回しから守備を崩しチャンスを窺うかのどちらかです。
数的有利であるならチャンスですので前者は推奨されます。
しかしビギナーの成長を考えれば後者は強く意識して無理せず早めに判断する習慣を
まずは身に付けるべきでしょう。
いずれにしても大切なのは攻撃を一発勝負の博打的に捉えないことと
状況の変化を見極めるボール保持者の”判断力”、
チームとしてこの状況を共有し対応しようとする”コミュニケーション能力”になります。
特に速攻となったらその状況が最もよく見える位置にいる最後尾のFPやゴレイロが
「2対1!」「3対2!」「左から一人オーバーラップするよ!」
「DF戻った!(数的均衡になった)」
と逐一変化する状況を伝えることは攻撃全体の結果を左右するとても重要な行動だと言えます。
◎詳しくは >> フットサル情報サイト 『 フットサルフリークス 』 [ 過去記事ランキング ]
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