■vol.75 上級者の真似は上達への近道か
サッカー経験者でも未経験者でも
フットサルという未知の分野に足を踏み入れさらに興味を持てたなら、
誰でも少なからず”今よりもっと上手くなりたい”という「向上心」は抱くことでしょう。
このとき多くの人は自分の知らない知識や技術を手に入れる手段として
本やDVD、または”上級者”のゲームを見本とするはずです。
しかしここで誤解してはならないのは
上級者を「真似る」ことが必ずしも上達への近道へとなるわけではないということです。
フットサルにおいて誰もが認めるレベルで結果を残す上級者のプレーは
確かにフットサルのひとつの”理想形”といえるでしょう。
しかしそれはあくまでそのレベルでプレーを行う人たちにとっての理想形であって
必ずしも立場や環境の異なるビギナーにとっても”ベスト”な形であるわけではありません。
まず「環境面」でその理由を挙げるなら
都道府県以上のリーグに所属する競技志向プレーヤーのほとんどは
”屋内コートの床”でプレーしているのに対し、
フットサル人口の大多数を占めるエンジョイ志向プレーヤーは”屋外コートの芝”での
プレーがほとんどを占めるはずで、両者のプレー環境には
起伏や摩擦、天候の影響が生じて”やれること”やその”度合い”に差が生じてしまいますし
”コートの大きさ”の違いはそのまま”スペース発生量”に比例して
頭越しの浮き球の有効性やDF手法の種類、ローテーション手法などの
様々な面で上級者のそれとは異なる戦い方を求められます。
次に「知識・技術面」ですが、
上級者の戦術にはビギナーが読み取れるものよりずっと多くの要素が調和することで
初めて実現可能になるものが多くあります。
例えば守備における1対1で積極的にボールを奪いにいく姿勢や
さらに一人加えて2対1で挟むプレーなどは普通に考えればとてもリスクが高いものですが、
上級者はそこに様々なテクニックを凝縮させることで
不可能を可能に、リスキーなプレーをセーフティーなプレーに変えてしてしまいます。
このテクニックとは首振り、間合い、ポジショニング、コース切りなど
どれもがビギナーにとって馴染みの深い最も”基礎的な要素”ですが
上級者の優れているのはそれらひとつひとつが持つ有効性や意図をはっきり認識した上で
使う場面が適確で無駄なく複数のことをほぼ同時かつ確実に、また他選手と連係して
自分達が求め実現できる最大限のレベルでプレーし最大限の効果を引き出せる点です。
これに対しまだ一つのプレーを”大まかに一連の流れ”でしか理解できない
また相応の技術も持たないビギナーが安易に真似たなら
予想に反した痛手を負うのは間違いありません。
上級者と言えど元は誰しも”フットサルビギナー”だったわけですから
成長の過程ではその都度理解できた戦術レベル、
実践できるようになった体力・技術レベルに合わせて
”やれること”を徐々に付加していったに過ぎません。
またそのように基礎をひとつひとつ着実に積み重ねたからこそ
その豊富な基礎の組み合わせを変えることで新たな戦術を生み出す力を手にできたわけです。
開拓者である先人たちは当時真似られるだけのものを目にする機会がなかっただけに
自ら”考える”ことでまず理想的な形を見いだし、それに見合う技術を身に付けていきました。
今は先に理想的な形があるだけに誰しも順番を誤り”真似る”ことを安易に選んでしまいますが、
重要なのは考え、理解し、今の自分達の環境と技術に合う「形」を作り上げることです。
ビギナーにはビギナーに合った戦い方があります。
まずチームで今の自分達についてもっとよく知り、
チームに最適な形で力を蓄える基礎を築くことが上達への最大の近道となるはずです。
◎詳しくは >> フットサル情報サイト 『 フットサルフリークス 』 [ 過去記事ランキング ]
フットサルという未知の分野に足を踏み入れさらに興味を持てたなら、
誰でも少なからず”今よりもっと上手くなりたい”という「向上心」は抱くことでしょう。
このとき多くの人は自分の知らない知識や技術を手に入れる手段として
本やDVD、または”上級者”のゲームを見本とするはずです。
しかしここで誤解してはならないのは
上級者を「真似る」ことが必ずしも上達への近道へとなるわけではないということです。
フットサルにおいて誰もが認めるレベルで結果を残す上級者のプレーは
確かにフットサルのひとつの”理想形”といえるでしょう。
しかしそれはあくまでそのレベルでプレーを行う人たちにとっての理想形であって
必ずしも立場や環境の異なるビギナーにとっても”ベスト”な形であるわけではありません。
まず「環境面」でその理由を挙げるなら
都道府県以上のリーグに所属する競技志向プレーヤーのほとんどは
”屋内コートの床”でプレーしているのに対し、
フットサル人口の大多数を占めるエンジョイ志向プレーヤーは”屋外コートの芝”での
プレーがほとんどを占めるはずで、両者のプレー環境には
起伏や摩擦、天候の影響が生じて”やれること”やその”度合い”に差が生じてしまいますし
”コートの大きさ”の違いはそのまま”スペース発生量”に比例して
頭越しの浮き球の有効性やDF手法の種類、ローテーション手法などの
様々な面で上級者のそれとは異なる戦い方を求められます。
次に「知識・技術面」ですが、
上級者の戦術にはビギナーが読み取れるものよりずっと多くの要素が調和することで
初めて実現可能になるものが多くあります。
例えば守備における1対1で積極的にボールを奪いにいく姿勢や
さらに一人加えて2対1で挟むプレーなどは普通に考えればとてもリスクが高いものですが、
上級者はそこに様々なテクニックを凝縮させることで
不可能を可能に、リスキーなプレーをセーフティーなプレーに変えてしてしまいます。
このテクニックとは首振り、間合い、ポジショニング、コース切りなど
どれもがビギナーにとって馴染みの深い最も”基礎的な要素”ですが
上級者の優れているのはそれらひとつひとつが持つ有効性や意図をはっきり認識した上で
使う場面が適確で無駄なく複数のことをほぼ同時かつ確実に、また他選手と連係して
自分達が求め実現できる最大限のレベルでプレーし最大限の効果を引き出せる点です。
これに対しまだ一つのプレーを”大まかに一連の流れ”でしか理解できない
また相応の技術も持たないビギナーが安易に真似たなら
予想に反した痛手を負うのは間違いありません。
上級者と言えど元は誰しも”フットサルビギナー”だったわけですから
成長の過程ではその都度理解できた戦術レベル、
実践できるようになった体力・技術レベルに合わせて
”やれること”を徐々に付加していったに過ぎません。
またそのように基礎をひとつひとつ着実に積み重ねたからこそ
その豊富な基礎の組み合わせを変えることで新たな戦術を生み出す力を手にできたわけです。
開拓者である先人たちは当時真似られるだけのものを目にする機会がなかっただけに
自ら”考える”ことでまず理想的な形を見いだし、それに見合う技術を身に付けていきました。
今は先に理想的な形があるだけに誰しも順番を誤り”真似る”ことを安易に選んでしまいますが、
重要なのは考え、理解し、今の自分達の環境と技術に合う「形」を作り上げることです。
ビギナーにはビギナーに合った戦い方があります。
まずチームで今の自分達についてもっとよく知り、
チームに最適な形で力を蓄える基礎を築くことが上達への最大の近道となるはずです。
◎詳しくは >> フットサル情報サイト 『 フットサルフリークス 』 [ 過去記事ランキング ]
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