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■vol.75 上級者の真似は上達への近道か
サッカー経験者でも未経験者でも
フットサルという未知の分野に足を踏み入れさらに興味を持てたなら、
誰でも少なからず”今よりもっと上手くなりたい”という「向上心」は抱くことでしょう。
このとき多くの人は自分の知らない知識や技術を手に入れる手段として
本やDVD、または”上級者”のゲームを見本とするはずです。
しかしここで誤解してはならないのは
上級者を「真似る」ことが必ずしも上達への近道へとなるわけではないということです。
フットサルにおいて誰もが認めるレベルで結果を残す上級者のプレーは
確かにフットサルのひとつの”理想形”といえるでしょう。
しかしそれはあくまでそのレベルでプレーを行う人たちにとっての理想形であって
必ずしも立場や環境の異なるビギナーにとっても”ベスト”な形であるわけではありません。
まず「環境面」でその理由を挙げるなら
都道府県以上のリーグに所属する競技志向プレーヤーのほとんどは
”屋内コートの床”でプレーしているのに対し、
フットサル人口の大多数を占めるエンジョイ志向プレーヤーは”屋外コートの芝”での
プレーがほとんどを占めるはずで、両者のプレー環境には
起伏や摩擦、天候の影響が生じて”やれること”やその”度合い”に差が生じてしまいますし
”コートの大きさ”の違いはそのまま”スペース発生量”に比例して
頭越しの浮き球の有効性やDF手法の種類、ローテーション手法などの
様々な面で上級者のそれとは異なる戦い方を求められます。
次に「知識・技術面」ですが、
上級者の戦術にはビギナーが読み取れるものよりずっと多くの要素が調和することで
初めて実現可能になるものが多くあります。
例えば守備における1対1で積極的にボールを奪いにいく姿勢や
さらに一人加えて2対1で挟むプレーなどは普通に考えればとてもリスクが高いものですが、
上級者はそこに様々なテクニックを凝縮させることで
不可能を可能に、リスキーなプレーをセーフティーなプレーに変えてしてしまいます。
このテクニックとは首振り、間合い、ポジショニング、コース切りなど
どれもがビギナーにとって馴染みの深い最も”基礎的な要素”ですが
上級者の優れているのはそれらひとつひとつが持つ有効性や意図をはっきり認識した上で
使う場面が適確で無駄なく複数のことをほぼ同時かつ確実に、また他選手と連係して
自分達が求め実現できる最大限のレベルでプレーし最大限の効果を引き出せる点です。
これに対しまだ一つのプレーを”大まかに一連の流れ”でしか理解できない
また相応の技術も持たないビギナーが安易に真似たなら
予想に反した痛手を負うのは間違いありません。
上級者と言えど元は誰しも”フットサルビギナー”だったわけですから
成長の過程ではその都度理解できた戦術レベル、
実践できるようになった体力・技術レベルに合わせて
”やれること”を徐々に付加していったに過ぎません。
またそのように基礎をひとつひとつ着実に積み重ねたからこそ
その豊富な基礎の組み合わせを変えることで新たな戦術を生み出す力を手にできたわけです。
開拓者である先人たちは当時真似られるだけのものを目にする機会がなかっただけに
自ら”考える”ことでまず理想的な形を見いだし、それに見合う技術を身に付けていきました。
今は先に理想的な形があるだけに誰しも順番を誤り”真似る”ことを安易に選んでしまいますが、
重要なのは考え、理解し、今の自分達の環境と技術に合う「形」を作り上げることです。
ビギナーにはビギナーに合った戦い方があります。
まずチームで今の自分達についてもっとよく知り、
チームに最適な形で力を蓄える基礎を築くことが上達への最大の近道となるはずです。
◎詳しくは >> フットサル情報サイト 『 フットサルフリークス 』 [ 過去記事ランキング ]
フットサルという未知の分野に足を踏み入れさらに興味を持てたなら、
誰でも少なからず”今よりもっと上手くなりたい”という「向上心」は抱くことでしょう。
このとき多くの人は自分の知らない知識や技術を手に入れる手段として
本やDVD、または”上級者”のゲームを見本とするはずです。
しかしここで誤解してはならないのは
上級者を「真似る」ことが必ずしも上達への近道へとなるわけではないということです。
フットサルにおいて誰もが認めるレベルで結果を残す上級者のプレーは
確かにフットサルのひとつの”理想形”といえるでしょう。
しかしそれはあくまでそのレベルでプレーを行う人たちにとっての理想形であって
必ずしも立場や環境の異なるビギナーにとっても”ベスト”な形であるわけではありません。
まず「環境面」でその理由を挙げるなら
都道府県以上のリーグに所属する競技志向プレーヤーのほとんどは
”屋内コートの床”でプレーしているのに対し、
フットサル人口の大多数を占めるエンジョイ志向プレーヤーは”屋外コートの芝”での
プレーがほとんどを占めるはずで、両者のプレー環境には
起伏や摩擦、天候の影響が生じて”やれること”やその”度合い”に差が生じてしまいますし
”コートの大きさ”の違いはそのまま”スペース発生量”に比例して
頭越しの浮き球の有効性やDF手法の種類、ローテーション手法などの
様々な面で上級者のそれとは異なる戦い方を求められます。
次に「知識・技術面」ですが、
上級者の戦術にはビギナーが読み取れるものよりずっと多くの要素が調和することで
初めて実現可能になるものが多くあります。
例えば守備における1対1で積極的にボールを奪いにいく姿勢や
さらに一人加えて2対1で挟むプレーなどは普通に考えればとてもリスクが高いものですが、
上級者はそこに様々なテクニックを凝縮させることで
不可能を可能に、リスキーなプレーをセーフティーなプレーに変えてしてしまいます。
このテクニックとは首振り、間合い、ポジショニング、コース切りなど
どれもがビギナーにとって馴染みの深い最も”基礎的な要素”ですが
上級者の優れているのはそれらひとつひとつが持つ有効性や意図をはっきり認識した上で
使う場面が適確で無駄なく複数のことをほぼ同時かつ確実に、また他選手と連係して
自分達が求め実現できる最大限のレベルでプレーし最大限の効果を引き出せる点です。
これに対しまだ一つのプレーを”大まかに一連の流れ”でしか理解できない
また相応の技術も持たないビギナーが安易に真似たなら
予想に反した痛手を負うのは間違いありません。
上級者と言えど元は誰しも”フットサルビギナー”だったわけですから
成長の過程ではその都度理解できた戦術レベル、
実践できるようになった体力・技術レベルに合わせて
”やれること”を徐々に付加していったに過ぎません。
またそのように基礎をひとつひとつ着実に積み重ねたからこそ
その豊富な基礎の組み合わせを変えることで新たな戦術を生み出す力を手にできたわけです。
開拓者である先人たちは当時真似られるだけのものを目にする機会がなかっただけに
自ら”考える”ことでまず理想的な形を見いだし、それに見合う技術を身に付けていきました。
今は先に理想的な形があるだけに誰しも順番を誤り”真似る”ことを安易に選んでしまいますが、
重要なのは考え、理解し、今の自分達の環境と技術に合う「形」を作り上げることです。
ビギナーにはビギナーに合った戦い方があります。
まずチームで今の自分達についてもっとよく知り、
チームに最適な形で力を蓄える基礎を築くことが上達への最大の近道となるはずです。
◎詳しくは >> フットサル情報サイト 『 フットサルフリークス 』 [ 過去記事ランキング ]
■vol.74 キックの特性と使い分け:その3.「トゥキック」
サッカーとフットサルを比べた場合、最も特徴的な差として表れるものの一つは
この「トゥキック」の利用でしょう。
トゥキックは文字通り「トゥ[toe]=つま先」でボールをミートする蹴り方で
軸足より前にあるボールに対し足を振り回さずビリヤードのキューで行うように
ボールの中心を”突く”ことをイメージします。
その特徴は足の振り上げ=キックモーションが要らず、
ボールの真横に踏み込まなくともよいことから
咄嗟に、また対峙する相手が読みずらいタイミングで勢いあるボールを蹴れる点にあります。
この長所から多くはDFやゴレイロの意表をつくシュートに利用されますが、
応用範囲は意外と広くどの場面でも使用可能なテクニックです。
また勢いのあるシュートを打つのに”力がいらない”という利点は
女性の非力さを補うには非常に有効で、味方からのパスに対し「トラップ」と「ミート」に
専念できれば得点に向けての強力な武器になります。
もちろんいいことばかりであるはずもなく
ボールと足の接点、インパクトが「点」であるために”方向が定まりにくく”
意図したとおりに蹴れるかどうか、そのリスクの高さをマイナス面として持ちます。
サッカーをやってきた人にとって部活動などでは
トゥキックの使用を禁じられた経験を持つ人もいるかもしれません。
確かにサッカーボールの高い反発力が原因でフットサル以上に方向は定まり難く
基礎を身に付けるべき時期に安易に選びやすい選択肢として
トゥキックを習慣づけさせたくない指導者の考えは正しいと思います。
しかしフットサルは環境が異なり使う場面を見極められるのならば
「オプション」として身に付けるには損のないテクニックだと言えます。
◎詳しくは >> フットサル情報サイト 『 フットサルフリークス 』 [ 過去記事ランキング ]
この「トゥキック」の利用でしょう。
トゥキックは文字通り「トゥ[toe]=つま先」でボールをミートする蹴り方で
軸足より前にあるボールに対し足を振り回さずビリヤードのキューで行うように
ボールの中心を”突く”ことをイメージします。
その特徴は足の振り上げ=キックモーションが要らず、
ボールの真横に踏み込まなくともよいことから
咄嗟に、また対峙する相手が読みずらいタイミングで勢いあるボールを蹴れる点にあります。
この長所から多くはDFやゴレイロの意表をつくシュートに利用されますが、
応用範囲は意外と広くどの場面でも使用可能なテクニックです。
また勢いのあるシュートを打つのに”力がいらない”という利点は
女性の非力さを補うには非常に有効で、味方からのパスに対し「トラップ」と「ミート」に
専念できれば得点に向けての強力な武器になります。
もちろんいいことばかりであるはずもなく
ボールと足の接点、インパクトが「点」であるために”方向が定まりにくく”
意図したとおりに蹴れるかどうか、そのリスクの高さをマイナス面として持ちます。
サッカーをやってきた人にとって部活動などでは
トゥキックの使用を禁じられた経験を持つ人もいるかもしれません。
確かにサッカーボールの高い反発力が原因でフットサル以上に方向は定まり難く
基礎を身に付けるべき時期に安易に選びやすい選択肢として
トゥキックを習慣づけさせたくない指導者の考えは正しいと思います。
しかしフットサルは環境が異なり使う場面を見極められるのならば
「オプション」として身に付けるには損のないテクニックだと言えます。
◎詳しくは >> フットサル情報サイト 『 フットサルフリークス 』 [ 過去記事ランキング ]
■vol.73 キックの特性と使い分け:その2.「インサイドキック」
インサイドキックはフットサルにおいて最も使用頻度の多いキックです。
それはフットサルが浮き球を多用できないゲーム環境で
「グランダーパス」を主体とする連携を求められることに対して
「正確さ」を最大の長所とするキックが必要になるためです。
インサイドキックの精度の高さの秘訣はその蹴り方にあり、
ボールを「点」でなく足の内側の「面」で捉えることで
ボールを捉える力=ミート力を最大限に高められる点にあります。
イメージ的には利き足をゴルフのパターと重ね合わせて
軸足の膝を柔軟に使って体全体で”まっすぐ”に押し出す感覚で打ちます。
インサイドキックのミート力は”ダイレクト(ワンタッチ)”処理を行うためには不可欠で
それによってパスの連携でリズムを生み、敵の虚を突きチャンスを作るだけに留まらず
ゴール前でのラストパスに”合わせる”形で多くの場面で「得点手段」にもなります。
フットサルにおいてこのフィニッシュ方法を確立できたチームは
インステップシュートのように「力」に頼らなくても得点できることになり
技術的に劣る初心者や力で劣る女性であっても
経験に伴う「レベルの格差」など無視して得点が可能になります。
このケースを考えてもインサイドキックのポイントは
ボールのインパクトの瞬間の「ミート力」だとわかりますが、
正しい蹴り方で「精度」に加えて「スピード」あるボールを蹴れるようになれば
ボール保持からインサイドキックでも自在にシュートを狙えるようになります。
安易に浮き球に頼ったり、フィニッシュに対して力任せとなるチームは
インサイドキックだけのゲームを行えばいろいろなものが見えてきます。
そこには連携の前提であるパスを受ける動き、スペースを作る動きの不足、
フィニッシュに対してサポートがないこと、あっても見えていないことなど様々です。
フットサルはインサイドキックだけで成立できます。
もちろんこれは極論であって競技レベルが上がるほど様々な手段は必要になりますが
それらはオプションであってベースとなるインサイドキックや人の動きの基礎が
伴わなければ意味がないのです。
フットサルを行う上でオールラウンドな役割を果たしてくれるインサイドキック能力を
高めることはチーム、個人両面で基礎力アップに役立つことでしょう。
◎詳しくは >> フットサル情報サイト 『 フットサルフリークス 』 [ 過去記事ランキング ]
それはフットサルが浮き球を多用できないゲーム環境で
「グランダーパス」を主体とする連携を求められることに対して
「正確さ」を最大の長所とするキックが必要になるためです。
インサイドキックの精度の高さの秘訣はその蹴り方にあり、
ボールを「点」でなく足の内側の「面」で捉えることで
ボールを捉える力=ミート力を最大限に高められる点にあります。
イメージ的には利き足をゴルフのパターと重ね合わせて
軸足の膝を柔軟に使って体全体で”まっすぐ”に押し出す感覚で打ちます。
インサイドキックのミート力は”ダイレクト(ワンタッチ)”処理を行うためには不可欠で
それによってパスの連携でリズムを生み、敵の虚を突きチャンスを作るだけに留まらず
ゴール前でのラストパスに”合わせる”形で多くの場面で「得点手段」にもなります。
フットサルにおいてこのフィニッシュ方法を確立できたチームは
インステップシュートのように「力」に頼らなくても得点できることになり
技術的に劣る初心者や力で劣る女性であっても
経験に伴う「レベルの格差」など無視して得点が可能になります。
このケースを考えてもインサイドキックのポイントは
ボールのインパクトの瞬間の「ミート力」だとわかりますが、
正しい蹴り方で「精度」に加えて「スピード」あるボールを蹴れるようになれば
ボール保持からインサイドキックでも自在にシュートを狙えるようになります。
安易に浮き球に頼ったり、フィニッシュに対して力任せとなるチームは
インサイドキックだけのゲームを行えばいろいろなものが見えてきます。
そこには連携の前提であるパスを受ける動き、スペースを作る動きの不足、
フィニッシュに対してサポートがないこと、あっても見えていないことなど様々です。
フットサルはインサイドキックだけで成立できます。
もちろんこれは極論であって競技レベルが上がるほど様々な手段は必要になりますが
それらはオプションであってベースとなるインサイドキックや人の動きの基礎が
伴わなければ意味がないのです。
フットサルを行う上でオールラウンドな役割を果たしてくれるインサイドキック能力を
高めることはチーム、個人両面で基礎力アップに役立つことでしょう。
◎詳しくは >> フットサル情報サイト 『 フットサルフリークス 』 [ 過去記事ランキング ]
■vol.72 キックの特性と使い分け:その1.「インステップキック」
言わずと知れた足の甲でボールをミートさせて蹴る手法であり、
多くの人が「シュート=インステップキック」の印象を持つことでしょう。
しかしビギナーにとってその固定概念がフットサルにおいて多くのものを
失わせることに気づいているでしょうか。
(※当記事でインフロントキックやすくい上げる蹴り方は対象外となります)
昔からサッカーでボールを足で扱うことに慣れている男性にとって
インステップキックでゴールを狙うことは難しくはなく
その脚力を考えれば敵陣すべてが”ゴールマウスに届く”という意味での
シュートレンジであることは確かです。
そしてこの”狙える”ということがサッカー以上にフットサルでは
”得点”に結びつかないことを知らないビギナーは
「積極的」の度を越えて「無謀」にゴールを狙います。
つまりゼロでない得点の可能性に対してその確率までを計算できないばかりか
自分の行為の妥当性をチームプレーの中で見出せていないわけですが、
このような錯覚をプレーヤーに持たせるのが
シュートに適した「強さ」と「精度」をもたらしてくれる
インステップキックが持つ怖さと言えるのかもしれません。
インステップキックはシュートとして最大の効果を発揮する蹴り方です。
しかしそれが”フットサルで得点する”という目的に対して
常に最も効果的であるということはありません。
特にビギナーほどシュートを意識した途端に周囲への視野を遮断する癖を持つ以上は
自分をサポートするために走ってくれている仲間との連携への選択肢を放棄しないためにも
インステップキックを封印するのもビギナーチームとして
将来的に得点力を上げる一つの手段です。
男性に対し脚力の劣る女性はその非力さゆえに
力任せのインステップキックを無謀に振るうことはしません。
それゆえにインサイドキックでコースを狙ったり
男性以上にゴール前で冷静に周囲を見て連携を選べることで
かえって得点に大きな貢献をしてくれるものです。
何かと「力(武器)」を得れば乱暴に振るいたがるのは男性の性(さが)かもしれませんが
それは扱い方と振るう場所を間違えれば自分(チーム)に危険が及ぶ
諸刃の剣だと理解しなければ、得点機会を失点の危険へと変え続けることになるでしょう。
インステップキックの蹴り方のポイントは
軸足をボールの真横に踏み込み、膝は柔軟性を保って
逆足のインパクトの瞬間まで軽く沈み込み
インパクト後はボールと共に前に一歩踏み出すくらいの意識を持つことです。
またビギナーや女性のシュートに力がない、
方向が定まらないのは以下のような原因があります。
・軸足の踏み込み場所が手前過ぎる、遠すぎる
→ 足とボールとのミートポイントが合わない。力がボールに伝わらない。
・踏み込み時に軸足を突っ張って(膝が伸びたままで)いる
→ 踏み込みまでの勢いにブレーキをかけ、
体全体でボールを前に押し出す力を打ち消してしまう
→ 体が後傾になり重心が後ろにズレ、力がボールに伝わらない
対策:ミートの瞬間までボールに胸を被せる(覆う)ように意識する。膝の柔軟性を保つ。
・踏み込みの際、体の軸がズレている
→ ボールの真芯にミートしない、まっすぐ飛ばない、横向きに回転がかかる
対策:ボールに対して回りこんでシュートする癖が出る練習をしない
止まっているボールに対しまっすぐに進入してまっすぐ蹴る練習を繰り返し補正する
上半身と下半身が別々の方向を向かないように気をつける
・ミートの瞬間に体がブレる
→ 前項に同じ
対策:下半身だけでシュートしようとしない。上半身、特に腕を使ってバランスをとる
感覚的なもので重要なのは「足を振り回さない」ということです。
ゴルフのドライバーのような感覚で足を振り回して得る遠心力でシュートは打ちませんし
基本的な蹴り足は半円を描くような軌道にはならないものです。
「インパクトの瞬間から体全体で前に押し出す」
この意識によってボールを面で押し出せるようになれば最終的には
「ボールの真芯」「最大の力を伝えられる甲の一点」とが交わり、
そこへ全身で押し出す「前への推進力」が加わって”無回転シュート”を打てるようになります。
それは文字通り縦にも横にも回転を伴わず押し出される力と空気抵抗によって
微妙な変化を伴って落ちるシュートとなり、
ゴレイロがセーブする手を跳ねのけるほど質の”重い”シュートにもなります。
フットサルが力任せであってはなりませんが、
身に付ければ相手を牽制できる武器になることは間違いありません。
インステップシュートを磨く上で「フォーム」は最も重要です。
よって基礎を身に付ける前からポストシュートのような練習をしても
無意味なだけでなく逆効果です。
まずはボールを使わずにシュートモーションの理想形を
イメージしてキックしてみることから始め、
次にボールを置いてゆっくり踏み込みミートする練習を行い、
慣れたら自分で前に転がしたボールに合わせて正確に踏み込んで
同じシュートが打てるかどうかを試し、
最後にドリブルまたはパスに対するシュートと移るのが理想です。
◎詳しくは >> フットサル情報サイト 『 フットサルフリークス 』 [ 過去記事ランキング ]
多くの人が「シュート=インステップキック」の印象を持つことでしょう。
しかしビギナーにとってその固定概念がフットサルにおいて多くのものを
失わせることに気づいているでしょうか。
(※当記事でインフロントキックやすくい上げる蹴り方は対象外となります)
昔からサッカーでボールを足で扱うことに慣れている男性にとって
インステップキックでゴールを狙うことは難しくはなく
その脚力を考えれば敵陣すべてが”ゴールマウスに届く”という意味での
シュートレンジであることは確かです。
そしてこの”狙える”ということがサッカー以上にフットサルでは
”得点”に結びつかないことを知らないビギナーは
「積極的」の度を越えて「無謀」にゴールを狙います。
つまりゼロでない得点の可能性に対してその確率までを計算できないばかりか
自分の行為の妥当性をチームプレーの中で見出せていないわけですが、
このような錯覚をプレーヤーに持たせるのが
シュートに適した「強さ」と「精度」をもたらしてくれる
インステップキックが持つ怖さと言えるのかもしれません。
インステップキックはシュートとして最大の効果を発揮する蹴り方です。
しかしそれが”フットサルで得点する”という目的に対して
常に最も効果的であるということはありません。
特にビギナーほどシュートを意識した途端に周囲への視野を遮断する癖を持つ以上は
自分をサポートするために走ってくれている仲間との連携への選択肢を放棄しないためにも
インステップキックを封印するのもビギナーチームとして
将来的に得点力を上げる一つの手段です。
男性に対し脚力の劣る女性はその非力さゆえに
力任せのインステップキックを無謀に振るうことはしません。
それゆえにインサイドキックでコースを狙ったり
男性以上にゴール前で冷静に周囲を見て連携を選べることで
かえって得点に大きな貢献をしてくれるものです。
何かと「力(武器)」を得れば乱暴に振るいたがるのは男性の性(さが)かもしれませんが
それは扱い方と振るう場所を間違えれば自分(チーム)に危険が及ぶ
諸刃の剣だと理解しなければ、得点機会を失点の危険へと変え続けることになるでしょう。
インステップキックの蹴り方のポイントは
軸足をボールの真横に踏み込み、膝は柔軟性を保って
逆足のインパクトの瞬間まで軽く沈み込み
インパクト後はボールと共に前に一歩踏み出すくらいの意識を持つことです。
またビギナーや女性のシュートに力がない、
方向が定まらないのは以下のような原因があります。
・軸足の踏み込み場所が手前過ぎる、遠すぎる
→ 足とボールとのミートポイントが合わない。力がボールに伝わらない。
・踏み込み時に軸足を突っ張って(膝が伸びたままで)いる
→ 踏み込みまでの勢いにブレーキをかけ、
体全体でボールを前に押し出す力を打ち消してしまう
→ 体が後傾になり重心が後ろにズレ、力がボールに伝わらない
対策:ミートの瞬間までボールに胸を被せる(覆う)ように意識する。膝の柔軟性を保つ。
・踏み込みの際、体の軸がズレている
→ ボールの真芯にミートしない、まっすぐ飛ばない、横向きに回転がかかる
対策:ボールに対して回りこんでシュートする癖が出る練習をしない
止まっているボールに対しまっすぐに進入してまっすぐ蹴る練習を繰り返し補正する
上半身と下半身が別々の方向を向かないように気をつける
・ミートの瞬間に体がブレる
→ 前項に同じ
対策:下半身だけでシュートしようとしない。上半身、特に腕を使ってバランスをとる
感覚的なもので重要なのは「足を振り回さない」ということです。
ゴルフのドライバーのような感覚で足を振り回して得る遠心力でシュートは打ちませんし
基本的な蹴り足は半円を描くような軌道にはならないものです。
「インパクトの瞬間から体全体で前に押し出す」
この意識によってボールを面で押し出せるようになれば最終的には
「ボールの真芯」「最大の力を伝えられる甲の一点」とが交わり、
そこへ全身で押し出す「前への推進力」が加わって”無回転シュート”を打てるようになります。
それは文字通り縦にも横にも回転を伴わず押し出される力と空気抵抗によって
微妙な変化を伴って落ちるシュートとなり、
ゴレイロがセーブする手を跳ねのけるほど質の”重い”シュートにもなります。
フットサルが力任せであってはなりませんが、
身に付ければ相手を牽制できる武器になることは間違いありません。
インステップシュートを磨く上で「フォーム」は最も重要です。
よって基礎を身に付ける前からポストシュートのような練習をしても
無意味なだけでなく逆効果です。
まずはボールを使わずにシュートモーションの理想形を
イメージしてキックしてみることから始め、
次にボールを置いてゆっくり踏み込みミートする練習を行い、
慣れたら自分で前に転がしたボールに合わせて正確に踏み込んで
同じシュートが打てるかどうかを試し、
最後にドリブルまたはパスに対するシュートと移るのが理想です。
◎詳しくは >> フットサル情報サイト 『 フットサルフリークス 』 [ 過去記事ランキング ]
■vol.71 OFを陥れるDFテクニック:ワンサイドカット
OFと1対1で向き合うDFにとってボールを奪うことはとても難しいことです。
しかしその事実に反してOFに対するDFの立場は優位だとも言えます。
なぜならDF個人の目的は必ずしも”ボールを奪うこと”ではなく
第一に”攻撃の進展を防ぐこと”だからです。
つまりボールを奪取しなくてもタッチライン外に蹴り出すこと、
単に遅らせるだけでもチームプレーの中での個人の役目は果たせるのです。
もちろんこれはチームで防戦だけをしろということではなく
ボールは組織的に奪うものであって
個人が無理をして抜かれ数的均衡を崩すようなことになれば
それこそ失点に繋がるDFとして最もやってはならないことになるという意味です。
(詳細は別記事で触れているので割愛します)
これらを踏まえ以下では1対1における具体的なDF方法の一つ
「ワンサイドカット」を説明します。
ワンサイドカットはその名が示すとおり、”片方のサイドを「切る=除く」”守備方法で
ボールの進行方法つまりゴールとゴールを結ぶ方向で攻守両プレーヤーが対峙した際、
DFである自分を中心に左右両側にあるOFのドリブル・パス方向を
どちらかに限定するように半身で構えコースを消す行為です。
DFはOFと正面に向き合って左右両方にある行動を制限するのは困難で
自分より多くの選択肢を持つ相手に対してはどうしても受け身になります。
しかしこのワンサイドカットを上手く利用すれば
縦パスしか”あり得ない”状況で出されるパスに対する味方のインターセプトや
ドリブルしか”あり得ない”状況での踏み出しの一歩を狙うことは容易にできます。
またワンサイドカットがもたらす最大の利点はOFの行動を制限することによって
DF全体が得られる「予測」しやすさでもあり
チームでのボールカットに貢献できるものなのです。
実行者としてカット=制限するサイドの選択は
主として両ゴールの中心を結ぶ仮想ラインを想定し
ボールを持ったOFが左右どちらに偏った位置にいるかを見て広い方をカットします。
これは広い方ほど他のOFと共にパスコースが存在し
ドリブルスペースも多くあるためですが、
周囲、特により自陣ゴールに近いエリアの状況次第で例外もあり
敢えて開けた縦方向に他のOFがフリーでいたなら
縦パスによって無意味にボールをゴールに近づけ
敵の攻撃の進行を手助けしてしまうため適用できません。
またワンサイドカット時、DFは対象OFに対して正面よりカットするサイドに
偏るポジショニングになりますが、あっさりドリブル突破を許しては何の意味もないので
縦方向へのコースの開け具合やOFとの間合いは充分に注意が必要です。
このときOFがドリブル突破を選んだなら「完全に抜かれない」「シュートコースを塞ぐ」
の二点を守って徐々にタッチラインへ進路を狭めていくか、
または中へ入れさせずコーナーへ追い詰めれば相手は何もできません。
縦パスは出した先にいるOFをマークするDFが前を向かせない努力をしてくれれば
リターンパスがないことを確認したのち加勢し
サンドしてボールカットを狙う手法にも発展させられます。
ワンサイドカットは”攻撃の進展を防ぐ”というチームの守備戦術の観点からすれば
リスクを払って積極的に相手を追い詰める手法で是非は分かれます。
特に男性と女性または初心者のマッチアップ時には
脚力的にドリブル突破についていけない可能性が高く適用すべきでないのは事実です。
あくまでマッチアップや周囲の状況を考えた上で
ケースバイケースで実行しましょう。
◎詳しくは >> フットサル情報サイト 『 フットサルフリークス 』 [ 過去記事ランキング ]
しかしその事実に反してOFに対するDFの立場は優位だとも言えます。
なぜならDF個人の目的は必ずしも”ボールを奪うこと”ではなく
第一に”攻撃の進展を防ぐこと”だからです。
つまりボールを奪取しなくてもタッチライン外に蹴り出すこと、
単に遅らせるだけでもチームプレーの中での個人の役目は果たせるのです。
もちろんこれはチームで防戦だけをしろということではなく
ボールは組織的に奪うものであって
個人が無理をして抜かれ数的均衡を崩すようなことになれば
それこそ失点に繋がるDFとして最もやってはならないことになるという意味です。
(詳細は別記事で触れているので割愛します)
これらを踏まえ以下では1対1における具体的なDF方法の一つ
「ワンサイドカット」を説明します。
ワンサイドカットはその名が示すとおり、”片方のサイドを「切る=除く」”守備方法で
ボールの進行方法つまりゴールとゴールを結ぶ方向で攻守両プレーヤーが対峙した際、
DFである自分を中心に左右両側にあるOFのドリブル・パス方向を
どちらかに限定するように半身で構えコースを消す行為です。
DFはOFと正面に向き合って左右両方にある行動を制限するのは困難で
自分より多くの選択肢を持つ相手に対してはどうしても受け身になります。
しかしこのワンサイドカットを上手く利用すれば
縦パスしか”あり得ない”状況で出されるパスに対する味方のインターセプトや
ドリブルしか”あり得ない”状況での踏み出しの一歩を狙うことは容易にできます。
またワンサイドカットがもたらす最大の利点はOFの行動を制限することによって
DF全体が得られる「予測」しやすさでもあり
チームでのボールカットに貢献できるものなのです。
実行者としてカット=制限するサイドの選択は
主として両ゴールの中心を結ぶ仮想ラインを想定し
ボールを持ったOFが左右どちらに偏った位置にいるかを見て広い方をカットします。
これは広い方ほど他のOFと共にパスコースが存在し
ドリブルスペースも多くあるためですが、
周囲、特により自陣ゴールに近いエリアの状況次第で例外もあり
敢えて開けた縦方向に他のOFがフリーでいたなら
縦パスによって無意味にボールをゴールに近づけ
敵の攻撃の進行を手助けしてしまうため適用できません。
またワンサイドカット時、DFは対象OFに対して正面よりカットするサイドに
偏るポジショニングになりますが、あっさりドリブル突破を許しては何の意味もないので
縦方向へのコースの開け具合やOFとの間合いは充分に注意が必要です。
このときOFがドリブル突破を選んだなら「完全に抜かれない」「シュートコースを塞ぐ」
の二点を守って徐々にタッチラインへ進路を狭めていくか、
または中へ入れさせずコーナーへ追い詰めれば相手は何もできません。
縦パスは出した先にいるOFをマークするDFが前を向かせない努力をしてくれれば
リターンパスがないことを確認したのち加勢し
サンドしてボールカットを狙う手法にも発展させられます。
ワンサイドカットは”攻撃の進展を防ぐ”というチームの守備戦術の観点からすれば
リスクを払って積極的に相手を追い詰める手法で是非は分かれます。
特に男性と女性または初心者のマッチアップ時には
脚力的にドリブル突破についていけない可能性が高く適用すべきでないのは事実です。
あくまでマッチアップや周囲の状況を考えた上で
ケースバイケースで実行しましょう。
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